追い込み試作の日。まるで夏休みの宿題を追われるように一気に仕上げるような。きっとあと数年すれば、我が家にもそんな夏休み終盤が来るのだろう。
マクロビスイーツの1つとして、今日はスコーンを焼く。スコーンといえば、バターに牛乳、そして卵を使った、さりげなくリッチな風味が魅力なのだは、今回はいつもの菜種油に豆乳などを使って。冷めたときにもそれなりにおいしくいただくことができるかどうか、これが、私にとってのスコーンレシピの見極めの1つかもしれない。マクロビレシピを描く日々、常に思うのはどうやってコクやうまみを引き出すか。特に、本来のレシピでは動物性のコクのおいしさが際立つものについては。スコーンも然り。ごまやきなこなど、優しいおいしさとコクを加えて。マクロビ全般で感じる、ゆっくり味わうおいしさ、というか。
今日は豆乳のおいしさをしみじみ。その1つが「豆乳ホワイトソース」。そのなんとも優しい風味、そしてしっかりとコクもあり。薄力粉と豆乳、そこにコクを加えるための白みそとみりん少々、そしてオリーブ油。こちらもバターの計量いらずのお手軽さ、かつ代替品としてではなく、きちんとおいしいホワイトソースに仕上がる。さっとソテーしたきのこと合わせたら、なんともいい仕上がりに。
夕方はあてはの体操教室、お迎え前にのぞきにいったら、まだまだ課題もたくさん。やる前からたぶんできないだろう、と思って諦めていること、それから失敗したら恥ずかしい、そんな想いなどなど。が、とりあえずはこうやって伸び伸びと体を動かしている姿は見ていても気持ちよく。きっと、夏休みの終盤にこんな風に親子共々穏やかに過ごすことができるのは、今のうち、なのかのしれない。
スコーンに豆のディップを添えて。
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