クリームに少々の岩塩



 大学時代の友人たちと待ち合わせ。時々会っている友人と、ひょんなことからあまりに久しぶりの再会となる友人と。そして、顔を合わせた瞬間に、お互いに「プッ!」と吹き出し。お互いに基本はちっとも変わっていないようで。
 今日も、「カフェ トロワグロ」へ。毎月メニューが変わり、続けて足を運びたくなるカジュアルフレンチ。さすがの3つ星トロワグロをベースにスパイス使い、ハーブ使いがとっても魅力的。もちろん今日も然り。まずは前菜、サラダに添えられたひよこ豆のフリトー(いわゆるひよこ豆のコロッケ ファラフェル)。中近東での庶民フードなのだが、さすが、しっとりと上質な仕上がり。添えられたヨーグルトソースもコクがあり。そして、メインは「トロワグロ風ポトフ」、添えられたミントとバジルのペースト、それからトマトベースのペーストを、時々少々添えながらいただくと、まったく違った味わい、と1皿で驚くほどに印象の変わる楽しみ方を堪能。そしてほんのり香るレモングラスには感激。最後のデザートも、「モアルーマロン」は初めての出会い。半生焼きのパウンドケーキといった印象。ほんのりあたたかく、しっとりと、そして溶けかかったバターの香りがなんとも。添えられたラム酒とバニラのクリームと一緒にいただくのだが、クリームの上には少々の岩塩!これがとにかく絶妙。全体をきゅっと引き締めて、そして甘みをきりっと際立たせてくれる。と、前回同様、期待以上の料理に完全に魅了されながら。
 友人たちとの会話は大学時代を思い出す、歯切れよいテンポ。1つのテーマにポンポンポ~ンと声が上がり、新たな会話が始まったかと思えば、2、3の話題が同時進行、など。とにかく、そんなやりとりの空気は時が経っても変わらないようで。歳を重ねることで、柔らかく落ち着きを持ちつつも、それぞれに、「自分の目」を持っている彼女たちは私にとってもありがたい刺激。
 国立駅に戻り、「黄色い鳥器店」に立ち寄り、器を眺め。ちょっと前にこちらで買ったお気に入りのカップ、少々気になる線が入ってしまったので、お店の方に相談など。「近々持ってきてみます。」と。さて、みんなが待っている家へ帰ろう、と家に着き。まずはキッチンの片付け、となんと、さっき話していた、お気に入りのカップが、ああ、割れていた。ああ、いくつもある中で、それもゆふきが使った、とは。ちょっと着崩れた姿、うれしそうに私の元へやってくるあの笑顔で、帳消し、とまではいかなかったものの。使い込み始めて、心入るモノ、となりつつだったので。「こういうこともあるよね。」、と。想い出の1つになる、はず。
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
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