午前中はお菓子作りに費やす。今日はマドレーヌを2種。こちらも「季節のマドレーヌ」ということで、秋冬をイメージし、定番のコーヒー風味に加え、もう1つはかぼちゃ風味。トータル、教室でのレシピ×8。
本来なら1階教室キッチンにてすべての仕込みを進めるのだが、今は小さなゆふき付き、ということで、仕込みは2階キッチンで行い、天板を持って、1階オーブンへ。そして、焼いている間に2階キッチンに戻り、次の分を仕込み。と、トータル階段往復回数たるや。オーブンの余熱に駆け、オーブン投入に駆け、途中、1度取り出してトッピングのナッツやフルーツのせに駆け、またまた途中、オーブン内での段換え、天板の向きの前後換え、といっそのこと、オーブンに付きっ切りのほうがよっぽど精神衛生上いいのでは、と思うほど。と、2階から呼び出しがかかり。慌てて2階に上がれば、床中にお菓子のかすが散らばっていたり、急にゆふき対応をしなくてはならなくなったり。特に、オーブンにお菓子が入っている最中にはプチパニックのような気分にも陥るのだが、言い聞かせるように、すべて今の私が自ら選んでいること、と。
今回は2種類のマドレーヌをそれぞれに楽しんでいただけるように、生地のテイストの違いはもちろん、トッピングにも。まずは、「コーヒー風味のマドレーヌ」には口に当たったときの香ばしさが魅力のカカオニブ(荒く砕いたカカオ豆)、アーモンドにカシューナッツ、ドライいちじくをトッピング。「かぼちゃ風味のマドレーヌ」には、かぼちゃの種、黒ごま、くるみにドライアプリコットなど。そして、シナモンパウダーをぱらりぱらり。型も違う種類を使用して。
焼き上がったマドレーヌをテーブルにずらり並べて、余熱がとれるのを待ちながら、明後日からの教室買い出しへ。と、そのついでに、締め切りぎりぎりで、今年のボージョレーヌーボーの予約へ。気づいたら、あっという間にそんな時期。昼過ぎのベンチにて、寝顔のゆふきを眺めながら、巻き寿司を頬張り。
午後は幼稚園懇談会へ。懇談会後、園庭にて2人乗り三輪車にうれしそうに乗るあてはとゆふき。うれしさ余って、持ち手から両手を放し、手を空高く、のゆふき。もちろん危なっかしいので、腰低く、付きっきり、とこちらもだいぶ怪しげな動き。夕方、すっかり落ち着いたマドレーヌを袋に詰め。整然と袋に納まるお菓子には、私にしか見合えない、その時その時の背景があり。
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