サレ、ワインビネガー煮


 月に1度の大磯試作。今回のテーマは、「ケーク・サレ」に続き、食事用、塩味ベースのケーキやサブレ。そしてそれらを使った前菜や、一緒に合わせる、冬らしいフレンチ煮込みやオーブン料理など。シフォン・サレにホットケーキ・サレ、そしてサブレ・サレ。焼き上がったサブレ・サレには、ツナと季節野菜のピュレなどをのせ、カナッペ風の前菜に仕上げたり、メイン料理に添えたり、そして、砕いてドライフルーツと一緒にアイスクリームに加え、ラム酒をアクセントにデザートに仕上げ、とそこからの展開もおもしろく。
 メイン料理の1品、「鶏肉と季節野菜のワインビネガー煮」。肉質を酢を使って煮る価値。まずは鶏肉をソテーし、そこへ大きめにカットした季節野菜を加え、さっと炒め、50ccほどのワインビネガーとケチャップ少々を加え、煮詰める。ここへ水を加え、煮込むことしばし。勝手においしく仕上がる1品。勝因は少々のケチャップ。ワインビネガーのとがりを絶妙に和らげ、そして風味を付加してくれる。今日の季節野菜は、ごぼうにれんこん、京にんじんにさつまいも、と仕上がりは一見、筑前煮風、ながらも、香りと一口口に運んだときの肉質のやわらかさ。酢には肉質をやわらかくする効果、そして酢の酸味と肉からの脂が合わさったときのおいしさの整い。酸味とコクの相乗効果。ワインビネガーならずとも、お手持ちの酢でのお試しなど。
 料理のコメントをし合いながら、柳田さんとお互いの今年を振り返り、来年についての抱負など。そして、いつもながら、処世について、含蓄ある優しい言葉が身に染み。お互いに、「食」に向かい合いながらも、自然と生まれてくる、それぞれのスタンスやカラー、魅力をより磨き合いながら、来年もこうやって一緒に仕事を重ねていきたいなあ、と。
 柳田さんを見送り、今日で今年の教室などはすべて終了。あとは、一休みして、年内最後の大仕事、おせちに邁進するのみ。試作に使った彩り野菜などを使って、今日はまずはラフにおせち用「ケーク・サレ」をイメージして、焼いてみる。カットしたときに思わず、「うわあ!」と声がこぼれるような、美しい彩りの切り口を目指して。
 夕方の幼稚園、園庭に天を仰いで寝そべるあてはと仲良しのお友達。ここは雲の上だよね~、といつもよりゆっくりと時間の流れる金曜日の夕方。気が緩みすぎて、家についてしばらくの後、園庭の端にかばんや帽子、園服一揃え忘れてきたことに気づき。
 
スポンサーサイト

Trackback

Trackback URL
http://shokutakuizui.blog.fc2.com/tb.php/871-3919ac6b

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR