
コツコツとチャイニーズ試作。と、気分転換に、1、2月教室に向けて、のスイーツ試作など。定番の菜種油ベースのクッキーにチョコレートがけ。今まで、なんとなく適当にやってきたテンパリング。テンパリングとは、チョコレートを上手に扱うためにするチョコレートの温度管理のこと。例えば、チョコレートを溶かして、コーティングしたはいいものの、時間が経つとチョコレートがべたべた、そんな経験のある方も多いのでは。それは、テンパリング行程が抜けているから。大まかに言うとチョコレートの温度を1度高く上げて、しっかり冷まして、そしてもう1度あたためてから使う、という行程。本来、温度計片手に、きっちりとする作業なのだが。調理に使う温度計はない、そんな声もあるはず。教室でのお菓子作りについては、なによりも、家で作ってみよう、作れそう!、そんな気持ちになっていただけるような、おいしくて、手軽なもの、を意識している。なので、このテンパリングについても、ポイントは押さえつつも、なるべくあまりレクチャー的にならずに、取り入れられたら、と。コーティングして、クーラーに並べた眺めがやけに愛らしく、思わずシャッターを切り。撮るなら、もう少しきれいに並べればよかったかな。
今日のチャイニーズ試作、シンプルに心からおいしい1品、あまりにおすすめなのでご紹介。「鶏肉と早春野菜の蒸し物」。細切りにした鶏肉に少々の塩と酒をまぶし。季節の野菜、今日は菜の花にせり、それからせん切りにしたきくらげやえのき、そしてねぎとしょうがなど、材料をすべて1つのボウルに入れ、塩と酒、そしてオイスターソースで下味をし。器にこんもりと盛り付け、そのまま蒸し器で5分ほど。蒸し器を開けた瞬間に、これは間違いない!、そんな香り。シンプルに、体に染み入るおいしさ、というか。優しいエネルギーがチャージされた実感。
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