「彩り野菜のラペ」、今日は京にんじんと紅心大根を使って。フレンチのお惣菜定番のにんじんラペ、作るたびに思うのは、これがにんじんメインでの一番おいしい食べ方ではないか、と。煮物や煮込み系に色合いも兼ねて、もちろん私も日々にんじんを入れるが、果たしてそのにんじんにあっと感じるようなおいしさを求めるか、というと。このラペは、本当ににんじんのおいしさをしみじみと感じる1品。千切りにしたにんじんは電子レンジで軽く火を通すのだが、この加熱加減が大切。シャキシャキ感は残しつつも、ほんのり甘みを感じるくらい、というか。半生、という表現が合うのかも。大根は立て塩に漬けて、浅漬けにし。2つを合わせたボウルにツナと塩、酢、今日は夏みかんをきゅきゅっと、そしてEXVオリーブ油、もしくはその時の気分でもっと香りの少ない植物性オイル。
今日はもう1品、お肉屋さんで買ってきた牛すじを野菜と一緒に煮込んだ牛すじ煮を仕込んで。
すっかり暗くなってから、温め直した牛すじ煮を器に盛り付けて、器も抱えながら、ご近所さん宅へ。うれしい新年会。テーブルにはおいしそうな料理がずらり。みんなでテーブルを囲み。完全に時間を忘れて、のおいしく、楽しい時間。そのうち、遊び出す子どもたちを眺めながら、大笑いしながら、楽しいお酒の時間。心から大笑い。
そろそろ?そろそろ?、とそわそわしている子どもたち。最近すっかりお気に入りのケーキ屋さん「ICHIRIN」で調達してきた新年の伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」。アーモンドクリームが詰まったパイの中に1つだけ、フェーブと呼ばれる小さな陶器が入っていて、切り分けて、誰のパイが当たりかな?と、想像しただけでなんとも楽しい演出。お店では安全上、陶器はケーキの上に飾られ、代わりに切り分けた1つだけがアーモンド入り。少々の?私の把握ミスで途中まで全員で陶器を探していたものの、見事に「あった~!」の声。ふみちゃんのケーキにはアーモンドがきらり。それにしても、このガレット・デ・ロワのおいしさ!中のクリームも甘さが強すぎず、そしてサクサクのパイ生地にしっかりと塩味が効いていて、絶妙も絶妙。食べきれず、のゆふきの分も私により、いつも間にか小さく小さくなっていく。以前、カットでいただいたことがあったが、やっぱりホールはより美味なような。
すっかりの深夜の帰宅。明日はみんなで朝寝坊予報。
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