スパイス塩にごまドレッシングを添えて


 今月最後の平日クラス。今回のメイン料理「春の鮮魚と帆立、春野菜のエチュベ」の皿に一緒に盛られた、2つの小皿。1つは魅惑の「スパイス塩」、もう1つはベーシックなヴィネグレットドレッシング(フレンチドレッシング)に練りごまを加えたもの。そのままシンプルに食べても美味な1品、それぞれをちょっとずつつけながら口へ運ぶと、それぞれにまったく違ったおいしさが。
 まずはその「スパイス塩」。コリアンダーやクミン、フェンネルなど個性的な香りのスパイスを乾煎りし、いつものいつものエルブ・ド・プロヴァンスを加え、みじん切りにしたくるみやごまを加え、最後に塩。口にしたときにナッツの香ばしさと口の中にふわあ、と広がるスパイスの香り、そしてほのかな塩。かなり癖になる。スパイス各種なくても大丈夫。どれか1つでもよし、なければ、乾煎りの仕上げにカレーパウダーを少々、など。今回のメニュー、食後のおしゃべりをしつつ、スパイス塩をちびちびつまむ、そんな光景も何度も。そのまま、お酒のあてにもぴったり、とますます魅惑的。
 一方の「ごまドレッシング」、こちらもシンプルにコクがあり、お肉や魚、野菜のおいしさを引き立ててくれる。まずは練りごま、酢、塩を合わせ、オイル(今回は癖のない菜種油)を加え、乳化させていく。よくレシピには、オイルを糸のように垂らしながら、反対の手で泡立て器で混ぜる、と書かれているが。この、両手を使っての2つの作業、少量ながらも、結構必死になってしまう。が、1人がオイルを垂らし、1人が混ぜ、では、日々のレシピとしては現実的でなく。なので、焦らず、失敗ない方法は。まずは、ボウルがうまく固定しやすいように、ボウルに下にぬれ布巾をしき。まずはオイルを数滴。入れながら必死に混ぜる必要はなく、数滴入れてから、泡立て器でかしゃかしゃ、また数滴入れてからかしゃかしゃ、最初だけ慎重にこの行程を繰り返し。オイルの1/4くらいまでがうまく混ざれば、そこからは少々大胆に進めてても大丈夫。このシンプルなドレッシング、もちろんそのままでも美味なのだが、作りたては酢の酸味がピンととがっている。半日ほど置けばだいぶ落ち着くのだが、すぐに使いたいときにはほんの少々の砂糖。ほんの少々。これは甘さを加えるのではなく、酢のとがりを柔らけるために。
 今朝、熱もなく、元気といえば元気なのだが、なんとなく本調子でなさそうだったあては。無理して登園し、教室中にいろいろ心配するよりは、と、今日は園をお休みし、教室中はパジャマ姿で2階で過ごすことに。が、そこそこ元気、そしていつも以上の食欲。教室が始まる10時半の段階ですでにお昼ごはんのおにぎり2つ完食。そして、「おかあさ~ん!」と呼ばれ、行ってみると、「爪切ってもい
い?」、なぜ今なのか、など。
 今月の教室がひとまず今日で無事終わり、教室終了後、ゆふきシッターさんと心からほっと。「なんとか乗り切ったね。」と。お互いに子どもたちを抱えて、の、風邪やインフルエンザが猛威を振るこの時期、なんとか2月の教室を乗り切れば、そんな想いでここまできた実感。さて、来月は春のドイツ料理。
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くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
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