気持ちの優しい人たちに囲まれていたら、なんとも心和んだ。空気が澄んでいるというか。もう少し長居したくなるような感覚。
さて、今週は先週分を挽回、一気に試作の追い込みなど。まずは、先日のプレッツェルレクチャー熱冷めぬうちに、今日もプレッツェル作り。今回は全体ふっくらではなく、ふっくら部分と細い部分のコントラストを意識して。そして、焼き上げを短時間で仕上げ、ふっくらもっちりとした仕上がりに。重曹はもちろん分量通り加え、プレッツェルならではの色合いと香ばしさ、風味も含め、今日は上々の仕上がりなのでは。
もう1品、実は心変わりして、メイン料理として考え中なのが、「シュークルート」。これはフランス料理名、ドイツ語では「シュラハトプラット」、ちょっと覚えられなそうな名前なので、なんとなく馴染みのある方もあるかな、の「シュークルート」で。ドイツ定番、キャベツの塩漬けザワークラウトと一緒にソーセージやベーコンなどを煮込んだ料理。今回は、「シュークルート」をイメージした「ポトフ」、そんな印象。材料にザワークラウト自体は使わず、その代わりに春キャベツをメインに春野菜あれこれ。白ワインを加えて煮込むので、優しく整った酸味と風味がなんとも癖になる1品。春野菜を思い浮かべていたら、なんとなく優しい煮込みに心奪われ、といった流れ。そして、何よりも「手間いらずなメイン料理」といううれしい響き。
まだまだ寒さ厳しい中、キッチンにて束の間の「春」を感じつつ。気づけば2月ももうわずか。
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