
桜も咲き始め、すっかりのんびりのやいづ生活、気づけば4日目。
今日も父母に子どもたちを託し、ありがたくも1人時間を過ごすことに。
秋にオープンした、富士宮「ビオファームまつき」の松木さんのレストラン「ル・コントワール・ド・ビオス」へ。ガラス張り、開放的な空間、もちろん、キッチンをじっくりと眺められるカウンター席へ。野菜はほとんどが富士宮の松木さんの農園からのもの、ということで、野菜メインの料理あれこれ。まずは、ごぼうとにんじんのスープをいただき、そして、盛り合わせのプレートには、本当に鮮度の良い、味の濃い野菜がふんだん。2種の大根のピクルスは色鮮やかなピンクと緑色、そして鮮やかな紫色のじゃがいもが添えられ。メインの、「根菜と豚肉の赤ワイン煮」、かなり大ぶりにカットされた根菜類1つ1つがそれぞれにしっかりと味を持ち、それでいて、料理として調和されていて。特に、皮付きにままの山芋はしっとり、ほっくり、なんともいえず美味。カウンター越し、目の前のキッチンではボウルの生地が仕上がり、野菜を並べた天板に生地が流され、オーブンへ。思わず、「なにを作っているんですか?」と、聞けば、さっきいただいた「ごぼうとにんじんのクランブル」、とのこと。お店の方ともほどよくおしゃべりができ、ゆっくりと過ごした時間。
買い物ついでに、小籠包の店「祥瑞」の前で思わず立ち止まり。ガラス越しのキッチンにて、ひたすら小籠包を包む姿に思わず見入り。見入ることしばし。それも本気見。想像以上に小さな皮で想像以上のフィリングを包んでいくあの手仕事。今日は小籠包をテイクアウトし。
そして、いとこ・あきえちゃんのケーキ屋さん「マリアサンク」へ。いつもながら、ショーケースの中にずらりと並ぶ中から、今日は「桜といちご、ルバーブのタルト」をいただくことに。桜といちごのマリアージュ、感激。それぞれの良さがよりやさしく引き立つ、というか。それにしても、ビルの上階ながらも、お客さんが絶えず。「春休みだから。いつもはもっと暇なんだから。」なんて、言いながらも、接客から振る舞いなど、同い年ながら、本当にベテランのお店経営者の顔。もうこうやって、10年以上継続していることの力たるや。2人で話し出すと、本当にもう止まらない。今は、身の回りの流れを大切にしながら、もう少ししたら、一緒におもしろいことができたら、そんな想いは以前から沸々と。急がず、急がず。実家への手土産に、気になるケーキを一通りテイクアウトし、帰りの電車へ。
途中、安倍川駅からは、妹と、今日初めてのベビーカー散歩そして電車デビューのレイくんも一緒に。そして、実家へ向かう。なんだか、そんな設定が新鮮で。
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