久しぶりの六本木方面へ。が、首都高を下りる頃にとんでもない忘れ物が発覚。それがなくては、今日の予定は果たされず。そんなときにも本人は動じることもなく、まったくいつものペース。こういう設定に滅法弱い私としては、ある意味、心からうらやましくもあったり。「また来ればいいよ~。さて、今日はどうする?」
ということで、私の本日の六本木目的地へ早めに向かうことに。ヒルズのすぐそばの路地裏にある「海南鶏飯食堂」へ。以前教室でもやった、「海南チキンライス」の店。が、今日の目的は、もちろんチキンライスもいただいたが、別のメニュー。前日にお願いして、ランチタイムにも関わらず用意していただいたのは、「チリ・プロウン」。プロウンは海老のこと。「海老のチリソース シンガポール風」。チキンライスに添えられたジャスミンライスに夢中の子どもたちをいいことに、久しぶりにしっかりと辛さの効いた料理に思わず感激。辛さだけでなく、それを整える甘みも効いているので、口の中でうれしい調和。そして、ふわり香る爽やかなアジアンの香りと仕上げに加えられた卵の優しい味わい。ありがたい刺激を舌と心に留めて。
麻布十番の商店街を歩いたのは何年ぶりだっただろう。あまりに久しぶりの散策とやっぱり、の豆源、それから「フロレスタ」のドーナツなどおやつを調達し。
舌の記憶が新鮮なうちに、と。「初夏野菜のチリ・プロウン」のプロウン(海老)なし、はありか。「チリ・ベジタブル」とでもいうべく。今ままでの試作より甘さをもう少し際立たせ、仕上げは溶き卵のみでまとめていたものを、溶き卵+水溶き片栗粉で。上々。整った辛みのある料理のおいしさ。
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