
夕方からのケータリングに向けて、仕込みを無事終え。
夕方のやぼろじへ。到着早々、さっそくキッチンにて7時からの乾杯に向けて、せっせと仕上げを進める。家屋のちょうど中央にあるこのキッチン、作業をしながら、あちらから、こちらからおもしろいくらいに人の行き来があり、楽しい、自然なやりとりがあり、そのうち、いつの間にか外は暗くなっていて。ふとここがどこなのかわからなくなるような。
ありがたくも、みなさんにもお手伝いいただき、料理が1つずつ仕上がっていく。ちょっと気がかりだったオーブンの様子も使い始めていくうちにだいぶ慣れ、さあ、気づけば、もうすぐパーティーが始まる頃。まずは、テーブルの片隅に、「クリームチーズとナッツのクロッカンブッシュ」。プチシュークリームを積み重ねる、ウェディングケーキの定番、「クロッカンブッシュ」をイメージして、今回はフィリングにクリームチーズ、ナッツ、ドライフルーツなどを加え、前菜の一品として。それから、前菜の一品、「真鯛と春野菜 ねぎ油ソース添え」。そぎ切りした真鯛とさっとゆでたのらぼう、それからいちごをあしらい。仕上げにねぎ油と酢じょうゆをかけて。
「春の棒ずし3種」を盛りつける。鯛の昆布〆めに、生ハム&ハーブ、そして、仕上げに桜塩をかけた、春らしい3種。
オーブンの様子をうかがいつつ、一気に仕上げ。お子様プレートを仕上げ、テリーヌ2種を盛り合わせ。盛り付けたお皿が次々と運ばれていき。そして、最後、乾杯が始まる頃に、「春野菜のパングラタン」がいい具合に焼き上がり。こちらも、クロッカンブッシュをイメージして、10個ずつほどを積み重ね、ちょっと楽しい演出など。料理をお部屋へお届けして、ようやく一息。乾杯の後、ちょこっと、ご挨拶と料理のご紹介をさせていただき、キッチンへ。楽しそうなウェディングパーティーの様子を拝聴しながら、キッチンの片づけをし。こんな感覚が本当に懐かしくて。今はすっかり、我が家の教室キッチンにて、「教える」ということがメインの日々。こんな厨房時間が本当に懐かしく、そしてもちろん違う場所ながらも、その厨房感覚は不思議と体が記憶していて。みなさんの楽しそうな、おいしそうなお顔を少し拝見し、ほっと。初めての、30人単位でのケータリング。ありがたくも充実した仕事となり。今回、このような大切な場でのお声がけをくださり、お手伝いまでしてくださって、さらにうれしい言葉をかけてくださったすがいまゆみさんに感謝して。
今日はその足で、「D Lounge」へ。小学校1年1組の茶話会へすべり込み。遅れての参加ながらも、ずうずうしく担任の先生の横に座らせていただき。ひとまずの生ビールのありがたさ。ベーコンと卵を合わせたパンケーキを頬張りながら、面談や懇談会とはまた違ったお話、というかおしゃべりができ、あっという間の楽しい時間。と、充実した1日。帰宅後、ドアを開けると、寝室からみんなの寝息と1名のいびきが聞こえ。
本日のお品書き ・クリームチーズとナッツのクロッカンブッシュ
・真鯛とのらぼう ねぎ油ソース添え
・紅白なます
・アスパラカスの入ったテリーヌ
・鶏肉とチーズのテリーヌ 春の薬味の香り
・ベーカリーハースのパンを使った、春野菜のパングラタン
・春の棒ずし3種
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