
昨日に続き、ご注文のお菓子を焼く。
「季節のマドレーヌ2種 春」。まずは、「春にんじんのマドレーヌ」。この時期に出回る、新にんじんを使って。細かいみじん切りにし、少々の砂糖と、今日はレモンではなく夏みかんの果汁を加え、電子レンジにかける。レモンよりも、よりフルーティーでにんじんとの相性もよく。トッピングにはかぼちゃの種、アラザン、ナッツを散らし。もう1つ、なにかしら「いちご」を感じるマドレーヌをということで、今回は「ココアといちご風味のマドレーヌ」。ココアベースの生地、トッピングにいちごのジャムを少々。ココアのコクと甘酸っぱいいちごの風味。いちごのジャムをトッピングするタイミング。最初からだと、のせてオーブンに投入したときはよいのだが、焼けていくうちにいつの間にか下へ沈んいってしまいがち。なので、半分くらい焼いたところでいったん取り出して、手際よくトッピングしていく。一緒にトッピングするナッツも然り。小さなトッピングもの、カカオニブとかぼちゃの種はその軽さから沈むことはないので、最初から、重みのあるトッピングは途中で、置き位置を考えながら。途中取り出し、基本的にはあまりマドレーヌに優しくないこと、なので、なるべく手際よく。
クーラーで余熱をとりながら、大急ぎ、お品書きを作り。本当は余裕をもって、明日の発送予定だったのだが、運送屋さんに聞けば、さすがに増税前の、年度末のこの時期、だいぶ運送が滞り気味、とのこと。急遽、今日発送の明日着とすることに。発送を終え、3月の仕事が無事終了。3月は、ありがたくも、いつになくお菓子のご注文も多く、そしてイベントやケータリングのお仕事もあり、ただでさえ、去っていく3月がさらに駆け足で去っていった実感。が、それでも、初めての経験もあれこれ、本当に有意義で、充実した月となり、4月以降徐々にの本格始動に向けて、ほどよくエンジンがかかったはず。
と、余韻に浸る間もなく、さあ、あと数日後にせまる保育園入園に向けて、準備が。ひとまずは作りかけの2人分にお昼寝用シーツだけは仕上げなくては、などなど。
午前中からしとしと降っていた雨も上がり、打ち合わせ前に、明日で国立店がクローズする「北欧、暮らしの道具店」へ。いつも使っているバターナイフの買い足しへ。時々ふらりと立ち寄って、お目当ての小物などじっくり選んだり。内祝の時には、お菓子を一緒に詰め合わせてもらって、すてきなギフトに仕立ててもらったり。少し寂しさはありつつも、これからも道でお会いするだろうし、これからも、こちらまでわくわくするような事業を展開されていくのだろうなあ、と。そして、なによりも、5月からはこの場所に、また新しい、楽しいお店ができあがる、はず。大学通りの桜、木によっては、一気にほころび始め。春に向かっいく時の流れをしみじみと。
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