
今日は、「ケーク・サレ」を焼く。一時期、憑りつかれたように、あれこれ作り試し、昨年初めて、我がおせちの1品として登場。ドライトマトのアクセントにチーズやベーコンの風味とコク、そして塩味を効かせた生地がちょっとしたおつまみ感覚にもぴったり。私自身、大好きな1品。いつもはドライトマトと一緒にアクセントの1つとしてオリーブも加えるのだが。先日、子どもたちにも食べやすいように、とオリーブなしで焼いてみたところ、なんとなくこちらの方が整うような感覚。そんな確認も含めて。
さて、そろそろご案内をしなくては、と毎日毎日思いつつ、なかなか最終的な心積もりが決まらず。2013年のおせちについて。すでにありがたくもお声がけいただき、おせちのご注文をお受けすることは決めているのだが、今の私が、実際に何品をどのくらいの数、お受けできるのか、その的確な見極めと、よおし、という勇気、というか。大げさでなく、「おせち」は私にとって、毎年毎年、1年の大切なしめくくりであり、また、その1年の自分の料理を振り返り、確認する機会。少しずつ少しずつ形となってきた、「販売」という仕事の原点でもあり。そして、ありがたくも、毎年の私のおせちを楽しみにしてくださる方々がいて。焼きあがった「ケーク・サレ」の切り口を眺めながら、しばし想うこと。心して、近日中におせちのご案内予定。
ドライトマト、オリーブ再び。明日はほゆきの「お食い初め」。尾頭付きの鯛塩焼きよりもずっと、ずっとおいしい「真鯛のアクアパッツァ」は我が家でのお食い初めはもちろん、お祝い事での定番メニュー。今日のうちにドライトマト、オリーブ、アンチョビをみじん切りにし、ケイパーも一緒にして。
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