
髪を切りたくて切りたくて、うずうずしていた日々。まだまだねんねのほゆきを同行し、今日はプチリラックスデー。産後、ようやく、「ぱいんゆ」さんへ。髪を切ってもらうのはもちろん、ゆったりと心落ち着く空間にて、ほどよいおしゃべりができるのもありがたいこと。美容師と料理、まったく違う業界ながらも、通づる想いあれこれ。どこか、「同志」のような感覚すら。髪も心もふわあと軽くなる帰り道。
大学通りのいちょうもここ数日で一気に色づき、すっかりの秋色に。そして今日の空気はすっかりの冬を思わせるような。そんな紅葉の眺めを絶景のスポットから堪能すべく。大学通り沿い、ビルの2階にある、ベトナム料理「桜サイゴン」へ。上質の木材をふんだんに使った、すてきな店内、カウンター越しから眺める外の風景、それだけで試みたされるような。
プチ・ランチコースをいただく。前菜盛り合わせの、シンプルななますが優しい味わい、そしてどれもとても整っていて。メインは、「今日は私の都合で4種類のうちの2種類です。」、1人でキッチンを切り盛りするベトナム出身の彼女、そのキュートな雰囲気でさらりという言葉にはまったくの違和感がなく。おしゃべりするのは今日が初めてだったのだが、実は同じ幼稚園つながりのご近所さん。
メインは「ブン・チャー・ゾー(春巻きのせビーフン)。さっとゆがいたビーフンを揚げ春巻きやレタス、大葉、ミントなど野菜と一緒にさっと和えながらいただく、というもの。さわやかな甘みと酸味の効いたたれも一緒に絡めて。ビーフンのこういう楽しみ方は初めて。そして、その優しいおいしさ。どの料理も、地元のおいしさを大切にしながらも、日本人の口に合うように優しく整えた、澄んだお味。「自分の国の料理でも、まだまだやってみないとわからないことがたくさん。」と。料理が大好きなことはもちろん、料理に対する、確固たる、それでいて優しい想いが伝わってくる。まだまだ小さなお子さんも抱えながら、こうやってきちんと、そしてとっても愛らしくお仕事されてい姿。と、おいしいデザートをいただいると、実はすっかりの常連さんだったようで、国立で楽しい活動をされている知り合いとばったり。こちらも、思いがけず束の間のおしゃべりができ、気づけば、たいへん、我がタイムリミット!と慌てて。まずはゆふきを迎えに行き、ほどなくあてはが帰ってきて。あっという間にいつもの日々に戻る瞬間、というか。さあ、家まで追いかけっこだ!
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