
夕方前の駅前にみんなで散歩しながら、クリスマスプレゼントの下見など。そして、駅前で解散し、買い物帰り、「黄色い鳥器展」へ。昨日から始まった、「寺門広気展」。寺門さんの遊び心溢れる、すてきな器を使っての、1日限定、男子料理ユニット「つむぎや」さんの「あまのじゃくそろいの料理店」へ。
夕ご飯前の時間帯、ちょこっとお茶とスイーツでも、の心積もりが、階段を上がり、3階スペースに足を踏み入れると、途端にカレーのいい香りに誘われて。たまたま同じタイミングで、同じように思い悩むお隣さんにずうずうしくもお声掛けし、カレーをシェアしていただくことに。そんなオーダーにも快く対応していただき、それぞれの器に小ぶりに盛り付けてられたカレーを頬張りながら、おしゃべりなど。
さて、「男前料理」と謳う、その料理とは。まずは、「ピュアな人におすすめのカレーライス」という名の、真っ黒なカレーが目の前に!あまのじゃくな料理、ということで、ピュアを裏切る黒。黒ごまをたっぷり加えたひき肉ベースのカレー。口に運んでみると、辛さはほとんどなく、びっくりするくらいに優しい風味。そしてごまとカレーの相性には驚き。圧力鍋で炊かれた、もっちりとしたごはんとのバランスもよく。食べ進めていくうちに、器の絵柄が顔を出し始め。続いては、「腹黒い人におすすめのデザートスープ」。すてきな六角の器にて。こちらも、腹黒い、を裏切る、真っ白いスープ。そして、白い食材、ということで、しゃりしゃりとした蓮根がふんだんに入ったココナッツスープ。さっぱりとしていて、優しい甘さ。
技術としてのおいしさはもちろん、こんな風に料理にストーリーを持たせるおもしろさと魅力。そして、男性ならではの料理観もとっても新鮮で。カレーをシェアした方とおしゃべりしていると、「お友達ですか?」と尋ねられ、「カレー友達なんです。」、そんなやりとりも楽しく。
小腹もすっかり満たされて、お店を出ると、外はすっかり暗くなり。足早に家路へ。さて、みんなの夕ごはんを作らなくちゃ。
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