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シュトーレンの眺めと夜時間



 おせちに向けての買い出しへ。調味料や日持ちのする野菜たちなど。今日はあてはの終業式。帰宅後は「お腹がすいた~!」と2人で大騒ぎ、間違いないので、お昼ごはんの準備を済ませて、お迎えへ。帰ってきた、帰ってきた。園服を洗濯機に入れながら、あと1学期で小学生かあ、とちょっとしみじみ。
 クリスマスまでにどうしても焼きたかったのと、それ以上にどうしても食べたかったのと、両方の想いから、今日はシュトーレンを焼く。オーブンからのシナモン、ナツメグなどスパイスの香りと、それからイーストを使っているからこそ、の香ばしい香り、そしてバターなど焼き菓子の香り、と、とにかく香りの相乗効果、抜群な香りには思わずうっとり。そして、焼き上がったシュトーレンにバターを塗り、今年はまずは、シャリシャリと食感を求め、軽く、全体に三温糖をまぶし、そして仕上げ、上面に粉糖を軽く振り。シュトーレンを眺めながら、いろいろなことが想い出され。こうやって、1つ1つの料理やお菓子に想い出が積み重ねられ、その料理やお菓子を作るたびにふと想い出すこと。
 この、私のシュトーレンレシピ、数年間の教室で作ったものなのだが、とにかく覚えやすい分量なのが魅力。例えば、小ぶりのシュトーレンならば、薄力粉、強力粉・・各50g、砂糖、バター、卵、牛乳、アーモンドプードル、ドライフルーツ、ナッツ・・各25g、イースト少々、など。料理もそうなのだが、お菓子については特に、思っているより手軽に作れそう、よおし、作ってみようかな、という気持ちになってもらえるようなレシピ作り、というか。レシピをみたときに、これは自分が作るものではない、と思うか、時には作ってみようかな、という気持ちになるか。その辺り、みなさんの心をほどよくくすぐるレシピ作りを目指す日々。あとは、たぶん、私の性格。同じ数字なり、が並んでいるのがどうも好きなようで。まだほんのりあたたかいシュトーレンの端を切り落とし。周りにまだザクザク感のある出来立てのシュトーレン、これもまたとっても美味なり。
 さて、今日は早めに夕ごはんを済ませ、子どもたちとクリスマスイルミネーションを眺めながら、の大学通りへ。昨年もお声をかけていただいた、アートクラス「絵のうつわ」にてのキャンドルナイトへ。子どもたちが自分たちで絵本の読み聞かせをする、ということで、あてはもリュックサックにクリスマス絵本を入れて。今回は子どもたちのみの参加、ということで、お友達と一緒にやや緊張気味なあてはを見送り。
 さて、見送った足で、思いがけずの夜時間、「くにたち村酒場」へ。「しゅんかしゅんか」の野菜をふんだんに使った、くにたち野菜タパスの店。プチ忘年会か、クリスマス会か、思いがけずのこんなひと時。やっぱりどれをいただいても美味。特に、「しいたけのアヒージョ(オイル煮)」は驚くほどにしいたけの風味、甘みが引き出され、そして肉厚なしいたけにそのおいしさがじゅわあーと満たされ。そして、こちらも驚くほどにクリーミーでコクのある、「鶏レバーのパテ」がのったブルスケッタ。そして、じっくりと楽しいおしゃべり。そろそろ、と、慌てて足早に迎えに行き。あてはは、読み聞かせ、ならず、一人読み、風だったようだが、なんとか絵本読みも無事終えたようで。親子ともどもに大満喫、いつもと違った夜。
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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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