
天気予報は空振りながらも、しっとりと雪が舞い、昼頃からは雪が雨に変わり。こんなお天気の割には寒さはさほどでもなく(私だけ?)、外もわりと明るく。そんな外の景色を眺めつつ、過ごす1日。
こんなことでもないとなかなかできないことあれこれ。意を決して、ついついため込んでしまうファイル用レシピのプリントアウト。なんとちょうど1年前のところから!ちょうど1年前のキッズバレンタイン教室、春のドイツ料理などなど、ついつい想い出に浸ってしまうほどにため込んでしまい、反省、反省。日々、ふと見返すことも多いこのレシピファイル、どこか以前の自分と今の自分とが対話するような、私にとっては本当に大切なもの。だからこそ、今の自分への孝行、として、もう少しまめに、と言い聞かせたいところ。
2階のリビングと1階書斎のプリンターと行ったり来たりしつつ、合間に久しぶりの「ショートブレッド」を焼く。今月、久しぶりに出張教室を開催予定。ありがたくも今日届いた、たくさんのリクエストリストの中から。やっぱり、大、大、大好きなショートブレッド。本来は粉となんと同量ほどのバターを使った、それはそれはリッチな焼き菓子。私のショートブレッドとど出会いは前にもちらりと書いたのだが。幻のOL時代、料理に本気で目覚め始めた頃、尊敬する故・久松育子先生のアトリエ「あづみのの食卓」の料理合宿へ参加することに。ちょっと緊張しながらの到着、目の前の畑を一望できるすてきなアトリエのセンターテーブルの上には先生が焼いてくださった「ショートブレッド」とウェルカムドリンク。そのショートブレッドのおいしかったこと!そんな想い出もくっついて、とにかく大好きな焼き菓子。
今回はバターの風味を感じつつ、なるべく分量を抑え、粉の半量に。今日は緑茶の茶葉を少々加え。上新粉や米粉を加えるからこそ、のこのザクザク感がやっぱり魅力的。再来週の出張春レシピには、どんな風にお目見えさせようか思案中。
夜、子どもたちと読んだ、小さなおばけシリーズ「すぱげってぃがたべたいよお」。このシリーズ、食べもののシーンが大好きで子どもの頃によく読んだ記憶。読み終わったら、「お腹がすいちゃった~!」、となぜかこんな時間におにぎりを頬張る子どもたち。そして、あてはが、お母さん忘れないように、と書き残した紙には。「あしたすぱげてぃといちごとぶろっこりー」、明日のお弁当リクエストとのこと。
スポンサーサイト