
「寒い、寒い!」
一気に冬がやってきた週末。
あたたかい汁ものがぴったりの季節。
今月のキッズレッスンに向けて、みそ玉のレシピ仕上げなど。

混ぜて丸めておけば、お湯を注ぐだけでコクのある温かいみそ汁が出来上がる魅力。
改めて、みその、かつおぶしの、日本の発酵食材の底ぢからをしみじみ。



用事ついでの吉祥寺へ。
街はあららすっかりのクリスマス色。
が、目指すのは、クリスマスイメージとは程遠く。
胡椒餅のはしごなど。
今までにも何度かいただいているのだが、「作る」目線でいただくのは、まったく別の感覚。

1つ目は、「台湾老劉胡椒餅」。
お店の一角にある立派な窯の壁面に胡椒餅をくっつけて焼く眺めなど。

もう1つは、囍茶東京[キキチャトーキョー]。
台湾茶と胡椒餅のお店。

焼きたてを食べ比べできる至近距離にある2店をはしごして。
鉄観音茶を合わせて、さっそく。
サイズ感、見た目は似ているが、味わいはそれぞれ。
台湾老劉胡椒餅の胡椒餅は、豚バラ肉を切り分けた肉感ある生地を詰めた餡で頬張ったときの肉感満載。
一方の、囍茶東京は、ひき肉餡にねぎがたっぷり、そして胡椒がしっかり効いていてスパイシー。
どちらも頬張ると熱々で、肉汁がじゅわじゅわっと。
袋に張られたシールの、「肉汁注意」に、納得。
コクのある鉄観音茶と合わせて。


一気に台湾モード。
粉ものなどの買い出しの後、亜州太陽市場へ。
我が家の定番調味料の1つ、花椒油が切れてしまったので調達しながら、気になる台湾食材などを少々。


吉祥寺のお決まりコースの骨董屋さんが移転オープン。
「PukuPuku」。



和骨董の器は20代の頃から買い続けてきて、ここしばらくはほぼ買うことがなかったのだが、久しぶりに、一目ぼれしてしまった印判の小皿。
あまり見かけない、優しいゴールドの色合いがなんともなんとも優しい印象で。

料理やお菓子を盛るイメージが何パターンかすくに思い浮かぶ、そんなお皿たち。
他のアンティークショップで出会った、ロイヤルスタッフォードの白皿と合わせて本日の戦利品。


そして帰り道にもう1度立ち寄って、テイクアウトしたのは、「台湾老劉胡椒餅」も餅玉ミルクティー。
濃い目の鉄観音茶ミルクティーに、仙草ゼリーと、餅玉が入っていて。
餅玉、ブラックタピオカと同じくらいの大きさに作られた、小さな小さな白玉。
一気に冬のような空気になった週末だったので、テイクアウトして、おうちでのお茶じかんに。
白玉の心地よいもちもち感と、仙草ゼリーのつるりとした食感。
そして甘さはぐっと控えめに、ホロ苦みとコクのある鉄観音茶ミルクティー。


もうそんな季節かあ、と。
、この時期のお待ちかね。
ダンディゾンのシュトーレン。
お待ちしておりました!

運良くも、ここ何年もほぼ毎年楽しんでいる1本。
お久しぶりです、と箱を開けると、まだ焼いてからさほど経っていない香ばしさとバターの香りが広がり。
さっそく端っこを少々切り分けると、いい具合にほろほろっと崩れたり、それもまたよし。
そして時間が経つにつれて、生地が一層落ち着いて、熟成されていくおいしさ。
今からちびちび、クリスマスまではもたない予想。
冬に向かう季節。


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