fc2ブログ

9月16日 キャンセルご案内と、ふらり銀ブラ、パブロヴァ→手仕事直売所




*キャンセルご案内*
9月25日月曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
本日スタートしたばかり、9.10月秋の発酵レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!


さあ、9.10月レッスンがスタート。
改めて、秋の食材のちからをしみじみ、しみじみ。
おろしたての青ゆずの香りには、体が崩れ落ちそうなほどの(大げさでなく)の恋しさを感じ。
穂じそを手でほぐす瞬間に、全身が喜びを感じる瞬間(大げさでなく)。
そして、菊の花びらをまずは眺めて愛でて、そして頬張った瞬間に、体が素直に反応する感覚。
秋の食材には、なんとも思わせぶりなほどの、魅力を感じ入るのは、私だけではない、はず。

たまたま、はらりはらりと菊の花びら1枚が、かぼちゃのすり流しの中へ。
これまた、いとおかし。
9.10月秋レッスンがスタートしました!
ご参加のみなさま、心よりお待ちしております!


DSC_8083.jpg


レッスンの合間に。
ふらりと銀座へ。
まずは、大好きなオーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills 」へ。
モーニングの、リコッタパンケーキ、といきたいところなのだが、今回は、ここしばらく、それはそれ妄想が広がりつつ、の、パブロヴァをオーダー。
パブロヴァ、オーストラリアやニュージーランドの伝統菓子。
低温で焼いたメレンゲにホイップクリームやフルーツをのせたデザート。
粉やバターを使わず、というのが、とっても魅力的。
実はお店でいただいたことはなかったので、満を持して。
ここしばらくは予習として、ビル・グレンジャーの、パブロヴァを作る動画を何度も何度も拝見し、妄想を膨らませつつ、のタイミング。


IMG_6243.jpg


ビル・グレンジャー氏の料理レシピも、そしてスイーツレシピも、大好き。
オーストラリアの伝統を生かしつつも、まさに世界あちらこちらののエッセンスを加える匙加減は圧巻。
こちらでは季節に合わせたパブロヴァの定番メニュー、ということで鼻息荒くうかがった次第。


IMG_6254.jpg


束の間ながら、一人旅にトリップしているようなひととき。
モーニングももちろんの大盛況。
日本の一等地ながら、日本人はまばら、そんな空気感も今の我が身には心地よく刺激的で。
そしてほどなく、はじめまして、の、パブロヴァ。
カジュアルスタイルも、なんともBills風で上々。


IMG_6248.jpg


IMG_6247.jpg


季節のパブロヴァは、名残のサマーヴァージョン。
トッピングには想像以上に大ぶりにカットされたパイナップル。
そしてその下にたっぷりのクリーム、その下には、真っ白ではなく、優しいブラウンカラーのメレンゲ生地。
ビルズレシピだと、確か砂糖を2種使い分けていて、ブラウンシュガーも使用していた記憶。
トッピングには、たっぷりのミントとそしてナッツ。

さっそく切り分けて、それぞれのパーツを一緒にして頬張ると。
うわあ。
メレンゲ生地はさくさくなのはもちろん、予想以上にきめ細かく、ほどよく弾力というか、頬張ったときのほくほくとした噛み応えもあるので、お菓子全体の「生地」感を満喫。
そして生地の中には、シロップ漬けしたピスタチオがアクセントに。
メレンゲ生地が甘いので、甘さのないクリームとも相性よく。
そしてパイナップルがなんとも爽やかで一層ジューシー。
うかがったら、ライムジュースでマリネしている、とのこと、このひと手間がおいしさをぐんとぐんと相乗。
そしてトッピングの、フレッシュのミントが全体を爽やかにそして、甘さをぐっと引き締める役。
それぞれのパーツを一緒に頬張る醍醐味。
ビルズのパブロヴァを堪能させていただき。


IMG_6250.jpg


IMG_6252.jpg


パブロヴァの余韻に浸りつつ、駆け足で銀ブラなど。
メレンゲ専門店をのぞいたあとに、今回はぜひぜひ立ち寄りたい、立ち寄れそう、と。
自然菓子研究所「シヅカ洋菓子店」へ。


IMG_6257.jpg


自然と調和した優しいお菓子、をコンセプトにした焼き菓子屋さん。
奇をてらわない、シンプルな焼き菓子が、シンプルなパッケージに包まれて。

さっそくちびちび楽しみつつ。
どれもこれも、お味もとってもシンプル。
そしてほんのりの塩味を聞かせているのが魅力的。
ビスケットなら、ざくざくざくっとした、王道のおいしさ。
栗のパウンドも、しっとりとふわふわのバランスが王道的で。
どこか懐かしさを感じるような、そんなお菓子たち。


DSC_8065.jpg


そして本日のお目当て、銀座松屋で開催中の、銀座・手仕事直売所へ。
全国の作家やクラフトマン、職人、デザイナーたちによる手仕事が一挙に集まるイベント。


IMG_6271.jpg


会場に着いた瞬間に、引き寄せられるような空気感に包まれて。


IMG_6260.jpg


IMG_6266.jpg


IMG_6268.jpg


あちらこちら目移りしながら、歩き回り。
作り手の方のお仕事ぶりを拝見できたり、できあがるまでのストーリーをうかがったり。
と、企画を担当する、いつもお世話になっている、ヤマザキデザインワークスの山崎さんにもお会いできて。
おすすめいただいたお菓子も調達して、そろそろのタイムリミット。
ああ、毎年ながら、こちらのディスプレイにはいつもすてきなヒントをいただき。


IMG_6270.jpg


IMG_6261.jpg


IMG_6265.jpg


今回の戦利品は。
ヨシタ手工業デザイン室の、サイズ違いのプレートたち。
それから、おいしいものあれこれ。


DSC_8063.jpg


さっそくのプレートに、清澄白河のお菓子屋さん「PARLOUR HARMAS」の、エルブドプロヴァンスのクッキー・サレと。
それから、千駄木の和菓子屋さん「薫風」に、珈琲きんつばを盛り合わせて、早めの夕方、ワインのおつまみに。
クッキー・サレ。
頬張ったら思わず声がこぼれるほどのおいしさ。
大好きなエルブドプロヴァンスの香りはもちろん、生地がとっても軽やかで。
なるほどなるほど、アーモンドプードルの効果。

珈琲ようかんもとっても印象的。
珈琲の香りふんだん、優しい甘さのきんつば生地には、ピンクペッパーが彩りはもちろん、味わいも華やかなアクセントに。
そしてカシューナッツやそれからデーツの優しい甘みも。
こちらの和菓子屋さん、日本酒に合わせた和菓子、という切り口でお菓子を作られているそう。
珈琲きんつばは、ふふふ、ちびちびいただきながら、ワインにもぴったり。
駆け足での、手仕事直売所の余韻。


DSC_8074.jpg


DSC_8069.jpg


買い出し途中で目が合ってしまい。
秋の味覚。
まつたけさま。
ちびちびと楽しみながら、秋の気配を満喫すべく。
1日目は、茶わん蒸し。


DSC_7865.jpg


DSC_7868.jpg


DSC_7878.jpg


2日目は、やっぱりの、まつたけごはん。
半分は炊飯の初めから加えて、もう半分は炊き上がった瞬間に加えて、香りを大満喫。
まつたけごはんを作ると、その次の炊飯でも、もちろんまつたけなどは入っていないのだが、その香りの余韻が存分、のうれしさ。


DSC_7942.jpg


DSC_7944.jpg


3日目は、先日調達した、すじ青のりと合わせて、再びの茶わん蒸しに。
青のりとまつたけの香りがけんかしてしまうかも、そんな懸念はまさに杞憂。
どちらの香りもより一層引き立ち、ああなんとも豊潤な蒸しものに。
秋の味覚にバンザイ。


DSC_8014.jpg


DSC_8016.jpg


DSC_7864.jpg

スポンサーサイト



Trackback

Trackback URL
http://shokutakuizui.blog.fc2.com/tb.php/4649-b1dec29f

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

くにたちの食卓 いづい

Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR