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6月5日 参鶏湯と赤じそしごと、そしてザジキソース




天気予報に左右されたり、の、週末。
週末レッスンは、気づけば長く通ってくださる方が多く。
パーテーションなしでのテーブルの眺めにたくさんたくさんと喜んでいただき、私もありがたい限り。

テーブルセンターに、お取り分け前の大きなお料理をどんと並べられるうれしさといったら。
今回は、どどどど~んと、甘栗と雑穀の参鶏湯。


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韓国料理定番の、参鶏湯。
韓国料理の根底にある思想、薬念(ヤンニョン)。
食がまさに薬となる。
食べることで元気になる。
薬食同源の概念が根付いている国。

参鶏湯にもにんにくやなつめ、高麗人参など、薬効のある食材がふんだん。
参鶏湯、寒い季節の料理、というイメージの方も多いかもしれないが、実は実は暑い季節に、夏バテ防止に、滋養をつける、そんな想いを込められた料理。
ということで、これからの季節にぴったりのレシピ!

鶏の丸はこの時期なかなか手に入りにくいので、お店に必ず並んでいる鶏もも肉を使って。
鶏もも肉だけでも、存分に‘参鶏湯感’をご満喫いただける秘策、あれこれ、あれこれ!
普段使いの食材ながらも、普段使いはもちろん、ハレメニューに昇格ももちろん!、優れレシピ。

テーブルセンターに鎮座。
その眺めを俯瞰で撮影するみなさんの姿も、数年ぶり。


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レッスン後に、赤じそを買いに。
気づけばそんな季節。
店頭の一角に、赤じそが並ぶ頃。

さっそくは、かりかり梅の色付けに。
毎年ついついイメージよりも赤すぎてしまうので、極力控えめに。
塩もみをして、アクを出し、梅酢を加えた瞬間に、きゅんとするほどに鮮やかな色合いと、そしてその香りを知っている体が反応する、この季節の香り。


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漬けること半日もせず。
愛らしい色合いに。
上々。心地よいほどにカリッカリッに仕上がった、今年のかりかり梅。


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控えめに使ったので、たくさんたくさん残った赤じそは、子どもたちが大好きな、しそジュースに。
鍋に沸かした湯の中に一気に赤じそを入れ。
入れた瞬間に、葉から湯へ、その鮮やかない色が移り行く眺め。
そしてその香り。
1年に1度、そのはっとする色合いと、存分な香りを知っている体が反応する感覚。
砂糖を加えてあたため、爽やかな酸味を加えるべく、千鳥酢を少々。
この瞬間こそ、一瞬で鮮やかな色合いに変わる眺め。
ついつい、もう少し、もう少し、を酢を足し。


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あっという間にできあがる、しそジュース。
炭酸と半々で。
ああ、体に染み入り、体が喜ぶ感覚。
昨年はあっという間になくなってしまい、昨年より多く仕込もう、と思っていたのだが、あっという間に完売予報。


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しそジュースを作ったあとの赤じそは、嘘みたいに鮮やかなグリーン。
そのままザクザク切って、塩とごま油とごまを加えて、ナムルに。


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さささっと、朝一に、大好きな、東京蚤の市へ。


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運よく、開場時間前に入場できたので、人がまばらなうちに、娘のお目当てのワークショップへ。
北欧テキスタイル「udu」の、織物ブローチ作り。



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テーブルにずらりと並ぶ、彩り鮮やかな毛糸から好きなものをいくつか選び。
きゅんきゅんするほど小さな、手のひらサイズの、ミニ織り機で編んでいく。


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見ているだけでも楽しくて、ついつい隣から、やらせて~、と、時折手を出しながら。
我が子どものころ、夢中になった子ども用の、織り機を想い出したり。
それにしても、このサイズ感の、小さな手仕事感覚が、とっても魅力的。
気まぐれに、糸を変え、2色を交互にしてみたり、2本取り、4本取りにしてみたり、自由な感覚も心地よく。


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一通り織ったら、最後はフリンジ作り。
選んだモヘヤにシルバーの糸も混ぜて、くるりくるりと巻いて。
そして最後に、縦糸を切り離し、結んで。
思いがけず、ドレスのような眺め。
フリンジのカットは、帰宅後に落ち着いてやってみよう、ということで、ひとまずの終了。
いやあ、楽しかった~。
うかがえば、ミニ織り機がなくても、厚紙などを使ってできる、とのことで、ああ、危険危険、妄想が広がりつつ。


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さあ、ゆっくり蚤の市を回ろう、と思ったら、あらら、織物に夢中になりすぎて、時間があまりとれず。
ということで、駆け足でアンティークの器のお店をメインにさくさくっと回ることに。


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蚤の市にくると、毎回、ドライフラワーのアレンジにはっとすることが多く。
小さなブーケや、アンティークの器でのアレンジや、モビールや。
器もあれこれ、あれこれ目移りしつつ。


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帰り際には、パフォーマンスについつい大笑い。
青空のもと、ふわあと心地よい風が流れ。
ああ、もっと長くいたかったなあ、と後ろ髪引かれつつの、帰り道。


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R Bakerでパンランチなど。
こちらの米粉パンは大好きなのだが、米粉スコーン初めていただき。


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米粉スコーンのあんバターサンド。
山形のお米 つや姫を使った生地。
とってもきめ細やかで、しっとりほどよくもっちり、バターの風味もほどよく、ととのったおいしさ。
米粉の良さが際立つおいしさ。


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帰り際には、グリーンスプリングスのあじさいを眺めて。
あじさいの季節。
梅雨入り前の、爽やかな空気に包まれて。


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帰宅後。
織物ブローチのフリンジをととのえて。
ととのえる前のドレス風もあまりに愛らしく。


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そして本日の戦利品。
フランスのアンティーク丸皿は、すっかりのお気に入りに。
そして、小さな丸皿にカトラリーも少々。


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大皿はさっそく料理を盛り付けてみたくて、うずうず、うずうず。
ちょうど本日試作予定だった、ザジキソースをのせて。
ギリシャ定番の、ヨーグルトときゅうりのディップ、ザジキ。


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改めて、料理を引き立てる器のちから。
器の美しさと、料理の美しさが相乗して、そこに1つの眺めが生まれ。
今度はどんな料理と合わせてみようか、と、にやにや。


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くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
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