
久しぶりの大崎出張教室へ。ほゆき出産前の昨年7月以来なので、7か月ぶり。が、彼女宅に伺って、彼女はもちろん、生徒さんたちのお顔を見ると、久しぶりという感じがあまりしないから不思議。久々の再会についつい話があれもこれも、話し出すと止まらない、のだが、「ひとまず始めましょう!」と。
さて、今回は、リクエストいただいた「スカンジナビア料理」の中から、「早春スウェーデン料理」。メインは、「スウェーデンミートボール リンゴンベリージャム添え」。いつものハンバーグ生地を小さく丸め、オーブンで焼く。フライパンで焼くハンバーグだと、ついつい表面の焼き色が強すぎてしまったりすることが多いのだが、オーブンなら全体がしっとり、ふっくらと焼き上がるので、実はお手軽、確実なのかも。そして、魅力的な、ベリーソース。今回はスウェーデン料理らしく、リンゴンベリー、こけもものジャムを使用したのだが、実はどんなジャムを使っても、それぞれ魅力的なソースに仕上がる。いちごジャム、ブルーベリージャム、マーマレードなど。この料理におすすめなのが、いちごジャムとブルーベリージャムを合わせたもの。いちごジャムの爽やかさとブルーベリーのコク、両方のいいところどりで。このソース、ソースというのがお恥ずかしいほどに手軽。というのも、ジャムに少々の塩と、それから隠し味のしょうゆ。しょうゆの主張させすぎず、それでいて、ついつい甘ったるくなりがちなジャムソースをきゅっと引き締める効果。そして、水を加え、ソースのゆるさの調整、以上。あとは焼きたてのミートボールの上にソースをかけ、スライスしたバターをのせれば出来上がる。「このソース、どれぐらい日持ちしますか?」、の質問に、「ソースっていうよりもジャムに塩としょうゆを合わせるだけだから、それくらいはその都度やろうよ。」、思わずそんな声も聞こえたり、の一幕。ひき肉料理のソースはもちろん、ソテーした肉、オーブンで焼いた肉などとの相性も抜群。ぜひぜひ普段使いながら、いつもとなにかちょっと変えたい、そんなときにおすすめ。春野菜にベリーのソース、テーブルはなんとも春模様。
さて、今日はミートボールをオーブンに入れる前に、スイーツの「緑茶風味のショートブレッド」を焼き上げるつもりだったのだが。ああ、なかなか焼き上がらず・・・。敗因は余熱が弱かったこと。温度設定が低かったこと。それから段使いがうまくできなかったこと。久しぶりの彼女宅のオーブン使い、ああ、完全に勘が鈍っていた実感。その後の調整で、「十分おいしいです!」、そんなありがたいフォローのもと、なんとかそれなりには仕上がったものの、ああ、ああ、ああ~!出張教室では、オーブン使いだけでなく、とにかく、「臨機応変力」が問われるところ。約半年のブランクの大きさをしみじみ。
慌てて、反対方面の電車に飛び乗ってみたり、乗換駅を間違い、快速に乗ったはずが、結局は各停に乗ったのと、同じこととなったり、の帰り道。次回の出張教室は、みなさん子どもたちの進学、進級がちょっと落ち着いた頃の開催予定。「ショートブレッド」を持っての参上とさせていただかなくては。
東久留米の母に子どもたちを託して、の1日。人見知り真っ盛りのほゆき、どんなことになっているかと思っていたら。母に抱っこされて、きょとんと私を見つめ、母と私とを見比べ。あれ~、混乱している?へえ、混乱しちゃうんだあ。改めて、常にこちらの意向を尊重して、心強い、そして技術あるサポートをしてくれる母に心から感謝して。早い午後に昼寝などしないゆふきがすやすや昼寝をしたらしく、園帰りのあてはは自分からワークを開き、母の花まるをもらい、長い時間の部屋遊びのはずが、部屋も散らかっていない。まだまだ教わりたいことだらけなのだ。
今日のメニュー ・トースト・スカーゲン
・春野菜のピクルス ディルとゆずの香り
・スウェーデンミートボール
・緑茶風味のショートブレッド
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