
私の誕生日はだいぶ過ぎたのだが。まだまだ引っ張ります。今日はバースデーランチへ。銀座「Coulis」。野菜をふんだんに使った料理が魅力のお店で、オーナーシェフは私の大好きなエッセイスト・玉村豊男さんのレストラン「ヴィラデスト」で腕を振るっていた方。
野菜使いのおもしろさ、そして、液体窒素を使ったいわゆる分子料理や、お皿の下にスモークチップが敷かれ、皿の上での瞬間スモークなどなど、楽しい演出も。特に印象的だったのは、「牡蠣のカダイフ揚げ」。新鮮な牡蠣を「カダイフ」という中東スイーツで使われる細い細い麺状の生地で包み、揚げたものを黒炭のマヨネーズでいただく。その食感の楽しさ。そして、「クーリ」(ピュレして裏ごしたシースのこと)の店名の通り、いくつもの料理に、ピュレのソースが登場。きゅうりのソース、いちごのソース、オレンジのソース、黒炭のマヨネーズなど。そして、子どもたち用にはパスタを2種用意していただいたのだが、こちらもあまりおいしくて、思わずなんどもおすそ分け狙いなど。デザートには、バースデープレートを用意していただき。いつもながら、自分で予約し、自分で「誕生日のお祝いなんですけど。」と告げ、自分の名を言い。いつまで、こんな自作自演が許されるだろうか、なんて思いながら、今日も子どもたちの「はっぴあーすてー、ちゅーゆー」を聴き。
帰り道、気まぐれに、「東京タワーにでも登ってみようか。」、と。車では何度も近くを通るものの、まだ展望台まで上がったことのない子どもたちを連れて。「ビュ、ビュ、ビュ、ビューティフルサンデ~。」、「だよね~!」。まだまだ20代前半の2人のクリスマス、ふと訪れた東京タワーでなぜか流れていた曲。どうしても、ここへ来ると頭の中をぐるぐると巡る。展望台からの絶景とお約束のダウンビューウインドウを楽しんで。
散策しながら、ふらり芝公園に立ち寄り。小さな滝に小さな川が流れ。ふと、後ろには東京タワーがそびえ立ち。何度も「スカイツリー」と呼び間違えるあては。今度はスカイツリーにも行ってみよう。
スポンサーサイト