
毎年この時期のお楽しみ。
関東風桜もち。
1年に1度作るお菓子。1年に1度くらいしか作らないお菓子。
丸めた小豆と、白玉粉と薄力粉を混ぜて、フライパンで焼いた桜色のおもち。
おもちで小豆をくるりと巻いて。
塩抜きした桜の葉で巻いたり、桜の花をちょこんとのせて、できあがり。



桜の香りに、全身で春を感じる瞬間。
ついつい2つも3つも。
あっという間に、桜の香りの余韻だけが残り。



あちらこちらの桜を見つけては、思わず眺め。






週末には次男の小学校最後のサッカー試合など。
応援しながら、校庭の片隅で少し向こうの桜を眺めながら、おにぎりを頬張り。
桜の想い出がまた1つ。
もう、こんな風におにぎり頬張りながらの応援もないのだなあ、と。
そして、試合のたびに握っていた、サイコロステーキ入りおにぎりも、もうおしまい、なのかなあ、と。
私の分は、もちろん、一番大好きな、梅干し入り。
ここしばらくは、小学校卒業に向けて、胸がきゅんとすることが続く日々。


用事ついでに、西荻と吉祥寺をふらり。
ずっとうかがいたい、と思いつつ、なかなかうかがえずにいた、オーガニックジャスミン茶専門店「サウスアベニュー」へ。


以前こちらの中国茶をいただいて、あまりのおいしさに感激。
大切にちびちび楽しませていただいたのだが、だいぶ前にジャスミン茶を切らしてしまい、ようや訪れることができ。
店内には数種類のジャスミン茶をはじめ、中国茶が並び。
さっそくジャスミン茶を試飲させていただきながら。
体がふわりと舞い上がりそうな、うっとりする芳醇な香りとそれでいて爽やかな風味。
ご自愛用のお茶を買って。
お家でのお茶じかんの、お楽しみに。


レッスンでもスコーンレシピはすっかり落ち着いたものの、スコーン、と一言で言っても、そのテイストはまさにさまざま。
せっかくのこの機会もう少し、自分の中でのスコーン情報を整理したいところ。
ということで、引き続きもうしばしのスコーンリサーチ。
時々行くお店でも、実はスコーンをいただいたことがなかった、そんなことも多々。
そんな1店は、西荻の大好きなお菓子屋さん「Amy’s Bakeshop」。
いつもながら、こちらのお店の、店内にずらりと並ぶ焼き菓子の品ぞろえは、圧巻の眺め。
おやおや、こちらに並んでいたのですね、と。
いつも正面のショーケースに気を取られていて、スコーンの棚は、初めまして。
どこか、アンダギーを彷彿させるような、素朴で愛らしいフィルム。
甘さ控えめで、生地がきゅと詰まった、粉を楽しむスコーン。


そしてもう1店。
先日のレッスンで、こちらのスコーンが大好き、という方のお声を聞いて。
「Melrose and Morgan」へ。
ベーシックなスコーンはいただいたことがあるような気がするが、スコーンサンドは、今まで存在に気付いていなかった不覚。


オレンジとホワイトチョコレートのスコーンサンド。
スコーンサンドのスコーンは、大好きなビスケット生地風。
外側はサクサク、中はほどよくしっとり、で甘さ控えめ。
そしてスクエア型のスコーンは、しっとりときめ細やかで、甘さもあるタイプ。
なるほど、なるほど、そうでしたか。
まだまだ、引き続き、スコーンに魅力される日々。

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