
遅ればせながらスタートした、1.2月早春ビストロフレンチレッスンも、あっという間に中盤にさしかかったところ。
テーブルの上には、彩り鮮やかな、すっかりの、早春色。
今まで食べたカヌレの中で、いちばんおいしい!、そんなうれしいお声に支えられる日々。
そして、ご参加くださった方々からの、さっそくの、カヌレ復習レポートメールなどなど。
では次はこんな温度設定&時間で焼いてみてください、など、我がカヌレ見解からのアドバイスをさせていただいたり。
こちらも、とってもご好評いただいている1品は、「クロックムッシュタルト」。
フランスのパン屋さんで定番の、クロックムッシュ。
薄めの食パン2枚の間に、ホワイトソースとハムやベーコン。
2枚を重ねた上に、たっぷりのチーズをのせて焼いた、大好きなものばかりを重ね合わせた、美味しいに決まっている!、定番中の定番の、 ホットサンドイッチ。
今回は、昨年のキッズレッスンで登場した、クロックムッシュに卵を加えた、クロックマダムをアレンジした、クロックマダムマフィンのレッスンの風景をご覧くださった大人のみなさまから、「これ、大人もやりたいです!!!」と、熱いリクエストをいただき、という流れで。


キッズレッスンでは、卵1個加えて、クロックマダムマフィン仕立て、でご紹介したのだが、今回の、大人のみなさまには、他にもお料理が多々、ということで、卵なしの、クロックムッシュで。
高さも控えて、マフィン、ではなく、タルト仕立てで。

食パンを麺棒で薄~く伸ばす、なんとなく、普段やってはいけなそうでないことを、やる、その魅力。
食パンって、こんなに薄くなっちゃうんだ~、。
今回のレッスンでは、絶賛カヌレ焼成中のオーブンの中へ。


食パンが、よくぞ、ここまでがんりました!、と、思わず、表彰状を差し出したくなるほど。
カリッカリの生地の中には、トロリとホワイトソース。
そしてベーコンのコクと、ミニトマトの爽やかな酸味の取り合わせ。
はふはふ頬張るもよし、時間が経っても、しっとりとしたおいしさは存分。



3.4月レッスンに向けて。
ここしばらくの、春巻試作。
久しぶりにせっせとせっせとめくり直すのは、チオベンこと、山本千織さんのレシピ本。
日本に、春巻の、新しい風をなびかせた、といっても、決して過言でなく。
今はすっかり、馴染みある「春巻」となりつつある、いわゆる中華風春巻、ではない、季節の食材の風味をすっかり閉じ込めるべく、「春巻」。
3.4月レッスンでも、「春」を包み込んだ、まさに、「春巻」spring roll、を春アフタヌーンの一品に取り入れるべく。
まだまだ、まだまだ、絶賛試作中なり。


大急ぎでレッスンの朝の準備をととのえ、小学校へ。
早いもので、次男最後の学校公開をちらり。
もうこうやって、兄妹の教室をはしごするのも、最後なのだなあ。
帰り道、ふきのとうがいくつも顔をのぞかせていて。
摘めば、これでもかといわんばかりの、春の香り。


さっそく夜には、春巻試作のついでに、天ぷらに。
頬張った瞬間に、全身に「春」が駆け巡り。
春に向かう季節。


1.2月レッスンでも、すっかりみなさんを魅力中のスパイス、ティムールペッパー。
別名 ネパール山椒、または青山椒。
はっとするような、うっとりするような、柑橘の香り溢れる花椒。
私自身、すっかりすっかり魅力され、日々あれこれにぱらりぱらり。

とある日は、先日いただいた、洋梨とキンモクセイのジャムに、今シーズン最後の洋梨と、それからきんかんのフルーツサラダに、ぱらりぱらり。
頬張った瞬間に、体がふわりと宙に舞うような、そんなうっとり感に包まれるような。
スパイスやハーブに潤される実感。


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