
夏休みおやつ教室の日々。
今年の夏休みおやつ教室Bは、フルーツ白玉パフェ。


もっちもちの食感が魅力の白玉。
今回はフルーツ風味に。
到着早々、いちご白玉か、マンゴー白玉のどちらにしましょうか、の問いかけに、悩む、悩む、悩む、など。
一度心決めてから、小声の小声で、変更など、ありあり。
まずは自分用の白玉生地作り。
生地がこねあがったら、小さく丸めて、丸めて。
こういう作業はさっすが、みんなお得意。

丸めた生地を1人分ずつ小ざるにいれてゆでている間に。
パフェの準備をせっせと。
カップには、あんこを入れて、グラノーラをたっぷり入れて。
そして、ゆで上がってから一気に冷やした、もっちもちの白玉をのせて。


きなこやココナッツ、黒蜜にメイプルシロップなど、お好みのトッピングをのせて。
最後にフルーツを飾り、ホイップクリームを絞って、できあがり!
ぜひぜひ混ぜながら召し上がれ。
お家での、おいしいおいしいおやつ時間となりますように。


キッズレッスンを終えて、大急ぎで片付けを済ませ、ふらり原宿まで。
以前からぜひぜひ一度うかがいたいと切願していた、原宿キュイジーヌをコンセプトにしたお店「kiki harajuku」へ。
ジャンルにとらわれない、なんとも風通しのよい数々のお皿に魅力されたひととtき。
備忘録として。
夏のコースは、野菜とハーブをテーマに。
1品1品がメイン料理なのでは、と思うほどに想いが込められた品々。
おすすめいただいた微発砲のロゼと合わせて。

まずの一品は、翡翠茄子。
ただの、翡翠茄子、にあらず。
肉厚でジューシーな茄子の上には、シャインマスカットや青すぐり、アボカドのペースト、ハーブなどがトッピングされて。
さらにその上には、アガーで固めた、酸味の効いただしのゼリーシート。
いろいろなおいしさが口の中に広がり、はっとするよう爽やかさ。

続いては、プチトマトとすいかのプラムだし スープ仕立て。
ミニトマトと同じサイズに抜かれたすいかの愛らしさ。
しっとりとしたトマトとすいかを、だしにプラムと梅の風味を足したスープ。
だし使いのおもしろさにすっかり魅了され。


こちらのスープと合わせて、いただたのが、なんと、すいかののり巻き!
半信半疑で頬張ってみたら、とっても爽やか。
巻きたての、質のよいのりの香りと、オイルで軽くマリネした、赤じそ香る酢めしに、そしてすいか。
添えられた赤バジルをちぎりながら一緒にいただくと、見事にまとまる印象。

続いても、涼し気でなんとも夏らしい一品。
自家製ところてん マリーゴールドとパッションフルーツのポン酢。
つきたてのフレッシュなところてん。
そしてパッションフルーツポン酢、というアイデア。
種の存在感、そしてトロピカルな香りがポン酢にこんなに生かされるとは。
トッピングされたシマアジに少々の柚子胡椒、も絶妙なアクセント。


特に印象的だったお皿の1つ、ズッキーニのハーブ天ぷら。
こちらも、まるで主菜としていただけるほどの満足感ある一品。
ハーブがふんだんに香る衣をまぶし、トッピングにはパルメザンチーズと、それからワカタイとチンチョという、ペルーのハーブ。
どちらも初めていただいたハーブだったのだが、実に青々しく、心地よい野性味ある香りは、香ばしい衣との相性抜群。
添えられた、赤こんにゃくのタルタルのさっぱりしたおいしさとのコントラスト。

続いては、夏野菜と蕎麦トルティーヤのタコス。
蕎麦トルティーヤの上には、夏野菜とそれからハーブがふんだんに。
添えられたソースがこれまた印象的で。
ごま油ベースに、コブミカンやレモングラスなど香るトムヤムテイスト。
そこにエシャロット香るハーブオイル添え。
トルティーヤを丸めて、頬張ると、とにかく香りが相乗、相乗。

続いては、こちらも徳に印象的だった一皿、レモン風味のかぼちゃ煮つけ カモミール花クリーム
煮物のお皿がこんなに華やかな一皿になるなんて。
レモン風味で煮たかぼちゃをさっと焼いて香ばしく。
添えられたカモミール香るソースがうっとりする存在感。
そして、根セロリのピュレをつけると、また新しいおいしさが広がり、1皿で楽しみが絶えない、そんな一皿。

それから。メニューにはない一品ですが、とサーブしていただのが、ビーツのスモーク。
先ほどのかぼちゃの一皿同様、こちらもメイン料理となるほどの存在感と満足感。
スパイス煮したビーツに数時間スモークをかけた一皿。
添えられたソースがなんともコクがあり、あまりのおいしさにうかがえば、ビーツの風味とそれからサワークリームのコク。

ここまで存分に野菜のお皿を堪能したところで、魚料理、お肉料理へと続き。
お椀料理は、あいなめの葛打ち フレッシュレモンバーベナの吸い物。
こちらも、はっとする一品。
肉厚でコクのあるあいなめは葛打ちされて。
そのスープが魅惑的。
あさりのだしに、レモンバーベナの香りとそれから緑茶も加えられていて。
トッピングのハーブをちぎりながら一緒に穂ばると、初めて出会うお椀のおいしさ。
だしとハーブ、のマリアージュ。

そしてお肉料理。
岩中豚焼きしゃぶ 焼きパプリカのジュ。
発酵パイナップルでマリネし、しっとりと、旨みの熟成された豚肉に、じっくり焼いたパプリカ。

すっかりお腹も心も満たされ、タイムリミットに。
デザートは駆け足でいただき。
なんとも甘味は3種。
駆け足でいただいたので、記憶があいまいだったりもするのだが。
1つ目は、お米のグラニテの下にはプラムのゼリー。
2つ目は、べにふうきの水ようかん。コクがあって美味。水ようかんにハーブを添えて、爽やかに新しいおいしさ。
そして最後は、ブルーベリーの最中。
焼き立ての香ばしい最中の中には、フレッシュのブルーベリーにさつまいもペースト、そしてチーズ。



心に残るお料理の数々を備忘録として。
カウンター越し、若いスタッフの方々の活気あるキッチン風景や立ち仕事を拝見しつつ、シェフとのおしゃべりも堪能させていただきつつ、たくさんのおいしい刺激を受けて。
そのハーブ使い、そして和食やフレンチの基礎を大切にしながら、ハーブ使い、野菜使い、そしてフルーツ使いなど、オリジナルキュイジーヌを生み出す魅力をしみじみ。

帰り道に大急ぎで立ち寄ったのは、ヴィーガンスイーツ「ovgo B.A.K.E.R」。
ポップな店内、入り口の壁には、ディスプレイと思いきや、焼き菓子がずらり。


以前いただいて、ザックザックの食感に感激したオートミールクッキーなど、少々調達し。
さっそくのおやつ時間に。

オートミールクッキーには、ナッツとそれからジャスミン茶葉。
ジャスミンのほんのりの香りと、茶葉の心地よりほろ苦さがいいアクセントに。
そして歯切れのよいざっくざくの食感は、あとを引くおいしさ。
ヴィーガンクッキー 、あずきなこ。
小豆ときなこの優しい風味と、ほどよいしっとり感はほっとするおいしさ。
それから、スコッキー。
スコーンとクッキーのいいところ取り、甘さ控えめの生地にはレモンアイシング。
オートミールクッキーの、あのザックザック感、再現してみたいなあ、と夏休みの密かな課題に。

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