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11月12日 ドライいちじくとナッツのテリーヌと、初試作の、鹹豆漿(シェントウジャン)

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11.12月レッスンスタートの今週。
キッチンからは、だしの香りに、お餅が焼ける香り、そしてオーブンからはスパイスの香りが広がり。
今回のクリスマスの主菜は、厚めにカットした、いちじくとナッツのテリーヌ。


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テリーヌは常にリクエストいただくメニューなので、数年に1度は11.12月レッスンにて、フィリングを変えたり、かたちを変えたりしながら登場すること、早何回になるだろう。
ベーシックなテリーヌ生地をマスターすれば、そこからのアレンジが自由自在。
テーブルが華やかになるメニューなのはもちろん、日持ちがするメニュー、ということもうれしい限り。
クリスマスにもおせちにも、あると大活躍間違いなし。

ひき肉に玉ねぎ、パセリ、ベーコンなど。
今回はフィリングに、ドライいちじくと、ピスタチオにカシューナッツを加えて。
しっかり冷やして、厚めに切り分けて。
切り口の断面センターには、いちじくが顔をのぞかせ。
その周りに、ピスタチオの鮮やかなグリーンとカシューナッツの切り口がちらり。
断面の美しさも、テリーヌの醍醐味。
テリーヌの魅力を改めて、しみじみ。


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クリスマス&おせちレッスンがスタートして、少しずつ冬を感じる日々。
今年も、無事手元に届いたのは、大好きな、ダンディゾンのシュトーレン。
今年もお待ちしておりました、一切れ口に頬張った瞬間に、ああ、この味、この味、体の中の記憶が蘇る瞬間。
ドライフルーツがたっぷり入った、全粒粉とライ麦全粒粉、そして自家製天然酵母で作られた、優しい酸味の効いたシュトーレン。
大切な1本なので、少しずつ少しずつ切り分けながら、少しずつ少しずつ楽しむ日々。


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そしてこちらは秋の名残を満喫すべく。
運よく手元に来てくれたのは、フードムードの栗の渋皮煮入りアースケーキ。
切り口には、栗の渋皮煮がまさにごろりごろり、そしてドライいちじくも絶妙な存在感。
初めてフードムードのアースケーキをいただいたのは、いつのことだったのだろう。
恐らく10年以上前。
バターを使わない、「ごはんのような、おやつ」のおいしさに大衝撃を受けた想い出。
今でこそ、ヴィーガンスイーツなど、体に優しいお菓子のおいしさは日々、日々、洗練され、進化してきているが、当時は体に優しいだろうがおいしさは・・・、そんなお菓子が多かった記憶。
その中でフードムードさんのお菓子のととのったおいしさにまさに衝撃を受け、なかしまさんのレシピをどれだけ参考にさせていただたことか。
実に久しぶりにアースケーキをいただいた瞬間に、たくさんの記憶が蘇り。
お久しぶりです、まるでケーキと対話するような、一見、相当怪しい風景だったはず。


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先日、五反田でハフハフいただいた、鹹豆漿(シェントウジャン)のおいしさが忘れられなくて。
さっそく試作。
そして、え~、こんなに簡単にできちゃうの?、何度叫んだことか。
あまりのおいしさに、試作初日は、お代わりコールが続き、豆乳パック(900ml)をほぼ使い切ってしまったほど。


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あまりのおいしさと、あまりの手軽さに、今まで作らなかったことが実に悔やまれるほど。
熱々の豆乳を注いだ瞬間に、ふるんとした表情。
スプーンを入れたそばから、ふるんふるん、心地よいやわらかさの感覚。
そのままお口へ運べば、体が喜ぶなめらかなおいしさとと豆乳の優しい風味。
その後も、スープ感覚で、ついついせっせと。
これから当面は、豆乳常備のも日々、となるはず。


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鹹豆漿(シェントウジャン)、もちろん来年1.2月レッスンに登場予定です!


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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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