
ご依頼いただいた会員誌の撮影。
まずはそれぞれの料理を皿盛りに。
その後に、重箱に詰めたり、大皿詰め合わせにしたり。
皿盛りには皿盛りの、そして詰め合わせには詰め合わせの、さらに大皿盛りには大皿盛りの。
それぞれのおいしそうな眺めと、そこから生まれるおいしさがあって。


定番のしっとり焼き上げたローストポークには2種のジャムソースを添えて。
ジャムとしょうゆの取り合わせの威力!




さあ今週後半は、午前中からは秋の発酵料理レッスン、そして夕方からは10月ジュニアおりょうり教室と、慌ただしくありつつも、不思議と気分の入れ替わりが疲れ知らずとなる、そんな日々。
秋の発酵料理もすっかりの中盤。
深まりゆく秋。
主食は、甘栗とキヌアのリゾット。
秋にはすっかりお世話になりっぱなしの甘栗を使って、手軽に作ることのできるリゾット。
仕上げに生クリームと、発酵調味料2種。
この2種の、底上げ力が実にすばらしい!、と自画自賛。
ひと口頬張ると、ついつい続けて頬張りたくなるおいしさ。

仕上げにオリーブオイルを回しかけ、すだちを添えて。
召し上がりながら、途中からはすだちをキュキュキュッと。
甘栗さま、さま。



そして夕方からは、ハロウィン仕立てのクロックムッシュ。
パンに、ホワイトソースとトッピングをのせて、いざオーブンへ。

オーブンからのおいしい香りを堪能しながら、待ち時間にはみんなで、恒例のハロウィンピック作り。
何度もみんなで作っているのだが、ありがたくも飽きることなく、毎回それはそれは楽しそうに作ってくれて。
1つ1つに一生懸命な姿は、大人心洗われる瞬間。




焼き立てのクロックムッシュにハロウィンピックをさして。
みんなを見送りしたキッチンには、急な静けさと、おいしい香りの余韻。

スケジュールの合間を縫って。
我が家のすぐそばに夏にオープンしたモダンフレンチ「INDIVI」へ。
うかがうのは2度目なのだが、1度目はまだ宣言中だったということで、今回は宣言開け、じっくりと堪能しに。

窓の外はいつも歩いている近所の眺め。
窓越しにまた違った眺めに見えるおもしろさ。

まずのアミューズは、海老のフラン。
海老のだしがしっかりときいた、コクのあるおいしさ。

そして、こちらの定番、季節野菜とエディブルフラワーのテリーヌ。
シェフが元いらした、ビストロ ヴァン マルシェでいただいたときと同じ美しさと、そしておいしさ。
野菜のテリーヌというと、グリーンの野菜で縁取られている印象だったのだが、にんじんでの縁取りがとってもビビットで印象的。
添えられたクリームソースには、わさびが混ぜられていて、心地よいアクセントに。

続いては、こちらのスペシャリテ、ウニとマスイクラの黄金リゾット。
アルデンテのリゾットにはコクのあるウニの風味。


主菜はハラミのステーキ。

そして食後のデザートはチョコレートテリーヌと栗のアイスクリーム。
オープンキッチンのカウンター越しシェフたちのお仕事ぶりもじっくり堪能しながらの、おいしいひととき。

さて、先日の階段水屋。
さっそく教室キッチンの顔の1つに。
玄関からの眺めに、我ながらしびれることしばし、しばし。

教室キッチンの重鎮とも、重い印象になりすぎないといいのだが、と少々懸念したのだが、まったくの杞憂。
驚くほどにしっくりと一角に落ち着き。
その眺めは、まるで以前からそこにあったような。
ついつい、周りに積み、そして上に積み。
なんでも無理なくらいに積み上げてしまう癖のある私に、これ以上はのせてくれるな、そんな声が聞こえてきえて。
はい、心します。


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