
おいしそうな栗を見かけたので。
1年に1度は作りたい、栗きんとん。

包丁の歯が悪くなる、という理由から、栗の鬼皮しごとが苦手で。
栗の一番大好きないただき方は、そのままゆでて、半分に包丁で割ったものをスプーンでほじほじするスタイル。
想い返せば、子どものころは毎年何度となく、こうやって器の中にたくさんのゆで栗が入っていて、みんなでほじほじしながら、頬張った記憶。

半分は、ほじほじ用に。
もう半分は、こちらも大好きな栗きんとんに。
ほじほじしたゆで栗をフードプロセッサーで細かくして、砂糖少々。
お好みで、ラム酒を少々。
あとは丸めて、かたちをととのえればできあがり。
多少の不格好も、粉糖をふれば、またそれも趣となり。


秋がぎゅぎゅぎゅっと詰められたような、そのおいしさ!



今までの残暑はどこへやら。
急に晩秋を感じるような空気になる週末。
栗つながりで、うれしいこと。
山栗色。

先日オープンしたばかりの、万年筆と文具の店「KINBUNDo.」さんで、さっそく万年質を新調。
店内中央にある、すてきなライティングスペースで、たくさん試し書きさせていただきながら、じっくりと1本を選ぶ時間。
万年質はもちろんペン先1つ、インク1つ、それから紙1つで、書き心地が変わる魅力。
あれこれ迷いつつ、今回はPILOTのスリムタイプの1本を選び。
家ではいつものお気に入りのインクを使うのだが、好きなインクを試させていただける、ということで、選んだのは、山栗色。
こっくりとした色合いと、その小粋なネーミングに思わずうっとり。


帰宅後、さっそく試し書きを思いっきり。
実は家に帰って、いつもの手帳に走り書きしてみたら、KINBUNDo.さんで試し書きさせていただいた時よりもペン先の太さを感じ。
大慌てで、ペン先をより細いものに交換していただき。
と、とっても丁寧な対応にも感謝。
さっそく、すっかり愛用の日々。



駆け込みで、近所のドライフラワーと古道具の店「Marca」さんの、ハナトヒカリ展へ。
Marcaさん10周年の展示会。
国立駅北口駅前にお店があった頃から、Marcaさんのドライフラワーに魅力されて、早何年になるのだろう。
いつもながら、お店に入った瞬間に、ドライフラワーの心地よい香りに包まれる感覚。



今日は、11月からのクリスマスレッスンに向けて、クリスマスリースの材料を選びに。
モミなどのグリーンをはじめ、コットンや、クリスマスカラーの、ケイトウやバラの実、それから赤く染められたあじさいなどなど。
店内入り口にずらりと並べられたドライフラワーやら、お店の天井高くにかけられたドライフラワーやら、にらめっこしながら選ばせていただき。


今すぐ作りたい衝動を抑えて。
作るのはもう少し先のお楽しみに。
しばらくはかごに入れて、その眺めを楽しむのもよし。
秋から冬に向かう季節。

イベントのノベルティにいただいたミニアレンジの愛らしいこと。
近所にあってくれて、本当にうれしいお店。
Marcaさん、10周年おめでとうございます!
これからもよろしくね。

今年最後のぎんなん拾い。
拾わないつもりだったか、拾わずにはいられず。
帰宅した次男が玄関を開けた瞬間の一言目は、「ただいま。」ではなく、「うわあ、ぎんなん!」。
そんなぎんなん臭も秋の想い出、ということで。
秋から少しずつ冬の気配。




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