
*キャンセルご案内*
11月5日金曜日レッスンに1名キャンセル出ました。
9.10月秋の発酵料理の旅レッスンの追加開催、最終日レッスンです。
ご興味ある方はお気軽にお問い合わせくださいませ!
約1か月ぶりに9.10月レッスン後半戦へ。
久々のレッスンが待ち遠しかったこと、待ち遠しかったこと。
秋の発酵料理の旅レッスン。
そしてテーブルの秋の眺めに、そうそう、この眺め、この眺め、と心と体が喜ぶ感覚。

木の大皿は吹き寄せ風に。
吹き寄せ。
和食では、秋になると木の葉や花びらが風に吹かれて舞い、寄せ集まる、そんな趣ある情景を見立てた盛り付けを、吹き寄せ、といい。
お皿の上には、秋の眺め。
吹き寄せの1品は、サーモンの白みそヨーグルトソース焼き。
白みそとヨーグルトを混ぜ合わせたソースは、まったくくせのない、上質の酒粕、のような印象。
みそもヨーグルトもどちらも発酵食品。
発酵食品×発酵食品の相乗のちからをしみじみ感じる、そんな一品。
白みそヨーグルトソースはとろりとサーモンの上に乗ったまま落ち着てくれるので、味がぼんやりすることもなく、時間が経って冷めてもおいしく楽しめる一品。


サーモンの白みそヨーグルトソース焼きの周りには、風に吹かれるように、はらりはらりと舞うのは、食用菊。
さっと湯がいてさっと冷やして、お浸しなどにすると、そのしゃくしゃくとした食感と香りが魅力の、秋が旬のエディブルフラワー。
以前は、そのまま口に運ぶとその菊の香り全開で、魅力をあまり感じなかったのだが、最近は、ハーブ感覚で、その香りを体が求めるような。
食べてみたらもってのほかおいしかった、ということで、山形あたりでは、もってのほか、とか、もって菊、とか。
食べてみたら思いのほかおいしかった、ということで、新潟あたりでは、おもいのほか、と呼ばれ。

秋の初めのころには、黄色のもってぎくが出回り、秋深まり始めると、鮮やかな紫色のもって菊もお店に並び始め。
今日の買い出し中、もって菊と、それから花穂紫蘇を買い物かごに並んでいる眺めがあまりに美しくて。
まさに秋の色合い。


秋のテーブルを満喫しつつ、11.12月レッスンに向けて。
リクエストも多くいただくので、11.12月レッスンでは数年に1度は登場するのが、テリーヌ。
お家で作るイメージのない方も多いかもしれないのだが、案外手近な材料で作ることができ、なんといっても華やかさがあり、かつ日持ちもする優秀選手。
今回は今までの定番レシピを少々ブラッシュアップして、サイズ感を変えてみることに。
フィリングも、ついついいちじく好きが高じて、いちじくとナッツのテリーヌ。
サイズ感が大きくなるので、焼き時間と、それから大急ぎでの冷却時間の確認など。
本来は作って、しっかり冷まして翌日辺りがベストなのだが、レッスンでは、作る過程ももちろん見ていただき、そして生地が冷えて、しっかりと落ち着いたおいしさも満喫していただかなくてはならないので、その辺りの確認も。


くにたちの食卓 いづい 新作テリーヌ、いちじくとナッツのテリーヌ。
断面にうっとり。
11.12月クリスマス&おせちレッスンに登場します。
ホームページでのレッスンご案内は10月15日前後を予定しております。


久しぶりに、その時食べたいお菓子を焼くひととき。
ここしばらく頬張りたかったキャロットケーキをカップケーキ仕立てに。
おろしたてのにんじんにシナモンやナツメグなどをやや多めに加えて、秋の雰囲気に。

生地には、気まぐれにホワイトチョコレートを加えて、トッピングにはナッツにけしの実などなど。
ナッツたっぷりのスパイスキャロットケーキ。

ここしばらくは、特にお菓子については試作続きだったので、時にこんな気まぐれなお菓子作りじかんの愛おしいこと、愛おしいこと。
改めて、ああ、自分好みのおいしさなり。
ほっとする瞬間。


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