
重箱ずらり、の眺めは毎回ながら圧巻。
3.4月春の和モダンアフタヌーンティーレッスン。
重箱に詰める料理がキッチン作業台に所狭しと並び。

春の薬味感じる、スイーツ仕立てのミニおいなりさん2種。
1つには、前回の北欧料理レッスンでも大活躍したグラブラックスサーモンといくらをのせて。
サーモンに塩と砂糖、お好みでラム酒少々でマリネすること半日以上。
ハーブなし、にしておけば、洋風メニューに活躍はもちろん、こんな風に和食にもアレンジできたり、と日々のメニューに大、大、大活躍。
前回の北欧レッスン後、もう何度も作ってます、とか、冷蔵庫に常に常備しています、などなどうれしいお声も伺い。
わが家も最近は常に冷蔵庫に常備。
しっかり日持ちがするので、ふとしたときに使うことのできる魅力。
サラダのトッピングにしたり、パスタと合わせたり、週末には娘の秘密兵器、握りの型抜きでサーモン握りずしにしたり、などなど。
そう、シンプルな下味なので、和食にも実によく合い。

今回は、おいなりさんの酢めしの上にくるりと巻いたグラブラックスサーモンといくら、彩り野菜を添えて。
最後に、木の芽を手のひらでパンとたたいて、のせて。
そばまで広がる木の芽の香りには毎回ながらはっとするもの。

さあ、5.6月中南米料理レッスンに向けて。
リクエストも少しずつ増えてきてありがたい限り!
その中の1つは、ペルー料理のセビーチェ。
ベルーやメキシコの名物料理、魚介のマリネ。
魚介と野菜を取り合わせることが多く、カルパッチョと同じように、魚介類を爽やかに楽しむことができる、とっても魅力的なメニュー。
気まぐれ試作は、タコとデコポンのセビーチェ。

初夏のレッスンに向けて、どんな感じに仕上げようか、あれこれ思案中。
それにしても、眺めているだけで顔がほころぶような、鮮やかな色合い。


レッスン後に教室キッチンにて。
ご注文用に、やや久しぶりに焼くのは、シュトーレン。
春のシュトーレン2種食べ比べ。
シュトーレンを焼きながら、1年前くらいの頃を想い出し。
感染拡大のため、1年前の3.4月春のレッスンの途中から、急遽レッスンがお休みとなり。
レッスンお休み中にスタートしたお菓子詰め合わせの販売。
そしてせっせと、せっせと焼いたシュトーレン。
春のシュトーレン、初夏のシュトーレン、と生地のフレーバーを変え、フィリングを変え。
シュトーレン。
焼き菓子の中で一番好きなのでは、と想うくらいに、想い入れもある大好きなお菓子。
もちろんクリスマスシーズンが定番なのだが、このイースト使いといい、スパイス使いといい、そしてたっぷりのフィリング、そのフィリングの展開力といい、クリスマスシーズンだけでは実に惜しい、とっても魅力的なお菓子。
新刊にももちろん登場しているのだが、春夏秋冬、それぞれの季節の印象にぴったりのシュトーレンがあり。
春にはベリーを加えてみたり、秋には甘栗を加えてみたり、冬にはスパイスをたっぷり加えて、などなど。
今回は、春のシュトーレン2種食べ比べ。

ということで、1つは、アールグレイ風味に生地に、ドライクランベリー、ホワイトチョコレート、カシューナッツにアーモンドスライス。
もう1つは、抹茶生地に、オレンジピール、チョコレート、カシューナッツにココナッツファイン。



オーブンからのスパイスの香りには毎回ながら思わずうっとり。
そして焼き上がりのフォルムの、なんとも憎めない愛らしさ。


仕上げのバターを染み込ませて、たっぷり粉糖をふって。
アールグレイ風味のシュトーレンには、ストロベリーパウダーをぱらり。
春のシュトーレン2種。

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