
週末レッスン。
和モダンアフタヌーンティーレッスン、重箱盛り合わせの1品は、ケールとベリーのパワーサラダ。
ケールの鮮やかなグリーンと、いちごやクランベリーの鮮やかな赤が印象的な一品。
ケール。
野菜の王様とも呼ばれるほどに、ビタミンや鉄分、食物繊維が豊富なスーパーフード。
以前は、それはそれは大きな、スムージー用のコラードケールが主流だったのが、最近はサラダ用の、葉が細かくカールしたカーリーケールや、ケールの新芽、ベビーケールなども目にする機会が多くなり。
特にサラダ用は、心地よいほろ苦さが魅力。

今回はサラダ用ケールと、それからこちらもスーパーフードのキヌアを合わせて。
さらにさらに、しょうがも加えて、ということで、安直なネーミングではあるのだが、まさにパワーサラダ。
キヌアを加えると、細かい細かいキヌアがケールの葉にうまくまとい、口にしたときにキヌアのプチプチとした食感の楽しさ。
そして、ケールの葉にキヌアがまとっていることで、調味料のからみもぐっとよくなり。
そこへ、フレッシュやドライのベリーにナッツなど。
さりげなく、とっても満足感のあるサラダ。
ボウルいっぱいを頬張りたくなるおいしさ。


いつもよりだいぶ早い、東京の桜の開花宣言。
この時期になるとついついそわそわ。
大学通りの桜はまだまだつぼみがほとんどだが、日に日につぼみがふくらみ、そして鮮やかなピンク色をに色づき始め。
そして、大きな桜の木の、陽当たりがよいところはほころび始め。
毎年毎年、大学通りを通るたびに、その移ろいを眺める1本があり。
まさに今にもほころび始めんとするところ。
毎日、その移ろいを眺めに行けますように。


ホワイトデースイーツに。
大好きなビスケットトリュフ。
前日のレッスンで、新刊や動画を見ながらせっせと作ってくださった生徒さんから、今度はレモンカードを入れてレモン風味にしてみたくて、そんなお声を聞いたら、私も思わず作ってみたくなり。

砕いたビスケットに、今回は甘納豆とココナッツファイン、溶かしたブラックチョコレート、そしてレモンカードとレモンの皮のすりおろし、ラム酒を加えて。
しっとりとしたレモンカードを加えたら、生地全体がしっとりとしてそれはそれはまとめやすいこと、まとめやすいこと。
このビスケットトリュフ、チョコレートの溶かし具合、加えるラム酒またはジュースの分量によっては、生地がほろほろすることもあり。
そこへ今回加えたレモンカードは実に全体をしっとりまとめてくれて。
レモンカード以外にも、ジャムもよさそう。
丸めたトリュフに粉糖とココアパウダーをまぶして。
レモンの酸味が想像以上に爽やかな、レモン風味のビスケットトリュフ。




新刊にも登場しているビスケットトリュフについて、いくつかご質問などいただいたのでここで。
ビスケットは、なるべくシンプルなプレーンビスケットがおすすめです。
ラム酒を使わない場合には、生地をまとめるために水分が必要なので、たとえばオレンジジュースやアップルジュース、またはレモン汁などを加えます。
ジュース+ジャム、もきっとうまくまとまるはず。
早めに召し上がるのであれば牛乳でもよいでしょう。
火もオーブンも使わずに、気軽にできて、きちんとおいしいビスケットトリュフです。
お好みのフィリングを加えてのアレンジもぜひぜひ。



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