
すっかり春のような週末。
ここまであたたかいと気分もすっかり春、と錯覚するような。
春休みに向けて。
毎年恒例の春休みおやつ教室&春休みおりょうり教室についても、あれこれ考え中。
春休みおやつ教室は、新刊にも登場する、みんなの大好きなフルーツサンドを予定しています!

お好みのフルーツをサンドして、仕上げにかわいらしいトッピングをして、スイーツ仕立てに。
今回もお持ち帰りスタイルを検討しているので、お家でのおいしいおやつじかんとなりますように。
ご案内までもうしばらくお待ちくださいませ。


度重なり、香りにはっとした記憶。
備忘録として。
久しぶりに、手打ちそば、きょうやさんへ。
こちらの手打ちそばはもちろん、季節のお料理が本当に丁寧で。

そばの実雑炊には、炙りぶりの香ばしい香りが絶妙。
そして印象的だったのは、揚げじゃがいものふきみそ和え。
ふきみその甘くほろ苦い香りにはっとするような。


こちらは初めての参戦。
以前からうかがってみたかった、グリーンスプリングスのフレンチ「Cle4」へ。
カウンター12席のみの、落ち着いた雰囲気の店内にて、遊び心溢れる爽やかなフレンチをいただくことのできるお店。
まずは鍵を受け取り、席にある引き出しの鍵を開けるところから始まり。
日本の季節の食材、それから日本の調味料、などなど、和のテイストがふんだんに取り入れられて、すっかり魅了されるひとときとなり。


アミューズには、いのししのパテのプチシューと、それからフォアグラのマカロン。
コクのあるフォアグラのペーストには、粕漬だったかな、東北地方の漬物のみじん切りが、絶妙なアクセントに。


箱に入って、缶に入って、そんな演出で登場したのは、ずわいがにのムース。
かに酢でいただく、まるで和食のような。


野菜の一皿は、種類多くの野菜がそれぞれの調理法で調理され、1皿に詰められて。
ソースは、生ハムの香りふんだんな葛ベース。
フレンチで葛のソースは初めてだったのだが、なんとも優しく。
そして、添えられるのは、真っ白な胡麻油のパウダー。
口に入れるとすっとなくなり、ごま油の香りがふわあ、と。

帆立貝のソテーと牡蠣のコンフィは目の前でソースを注ぐ演出。

鹿フィレ肉にはごぼうのピューレ添え、そして自家製黒七味が添えられ。


食後のデザートは、柑橘の香りがふんだんに。
香りの秘密がちりばめられていて、その中にうっとりと迷い込むことしばし、そんな感覚。
最初から最後まで、1皿1皿の小さなサプライズと遊び心。
季節を変えて、また伺いたいお店。
はっとする冬の香り、そして春の香り。
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