
1.2月真冬のあったか&ヒュッゲな北欧料理レッスン。
前菜盛り合わせの1つ、デンマーク風オープンサンド、スモーブロー。
酸味のしっかりと効いたライ麦パンの上には、ミラノサラミといちごの取り合わせ。
いちごの甘味と酸味と、そして香りが、他のものでは代用のない、すてきな存在感。
トッピングには、レッドキャベツのスプラウトをあしらって。
この時期は、ついつい、いちごの魔力に甘えてしまうもの。
いちご、さまさま。


さあ、こちらもいちご、さまさま。
連日のジュニアレッスンが一段落。
みんなで、ヴィクトリアケーキ作り。
いちごと、きんかんと、そして栗。
日によって、そのバランスにもだいぶ差がありつつも、いちごがダントツ、の予想とはだいぶ異なり、どの日も、きんかん好き数名、栗好き数名、で思いがけず、ずらりと並んだ眺めの、色合いのバランスもよく。
到着早々、心はすでにきんかん!、そんなお子さんもちらほら。
そういえば、私自身も、子どもの頃、庭にきんかんの木があり、きんかん好きの父が毎年季節になると毎日数粒ずつ摘んできて、つまんでいた記憶。
ときに、庭先でパクリ。
今でも、きんかんの香りに、昔の記憶がふわっと蘇るような。
香りの記憶は、思いがけず体に残っているもの。
フルーツに合わせて、ジャムも3種。


ジャムとクリームをサンドして。
クリームはお持ち帰り用、ということで、生クリームとマスカルポーネチーズを半々にしたものをホイップして。
クリームにコクとそれから固さが出るので、お持ち帰りにもおすすめ。

そして粉糖がけ。
型抜きした紙などをケーキの上におき、デザインをイメージしながら。
ハート型を4つ並べて、四つ葉のクローバー風に、などなど。
これはすてき!


そして窓際には毎日、ずらりと並ぶヴィクトリアケーキの眺め。
さかさまいちごのトッピングもご愛敬。ハートに見える愛らしさ。
うれしそうに持ち帰る姿をお見送りし。
お家での心温まるおやつじかんとなりますように。





なかなか先が見えない日々、ながらも、今はできることを粛々と。
心も春を求めるような、3.4月レッスンに向けて。
3.4月は、新刊「春夏秋冬 季節の焼き菓子とスイーツ」にも合わせて、和テイストなアフタヌーンティーレッスンを検討中。
春らしいアフタヌーンティースイーツも数種類登場予定!
ということで、あれこれ妄想中、かつ、気まぐれ試作など。
こちら、想像以上に大当たり!なのが、アールグレイ風味のヴィクトリアケーキ。
焼いている最中のオーブンからのアールグレイとバターの香りがあまりに豊潤で、思わずうっとり。
中には、クリームとジャムと、それから和テイストのアクセント。
以前、トラやカフェで見かけたヴィクトリアケーキからヒントをいただき。
このおいしさは、ぜひぜひご紹介したいなあ、と思案中。
春に向かいますように。



スポンサーサイト