
*ご案内*
おせちが全品無事に仕上がりました!
昨日ご案内した栗きんとん、ナッツ松風は完売いたしました。
丹波の黒豆・飛切はもう少しご用意ができそうなので、ご希望の方、追加でのご注文の方などありましたら、お声がけくださいませ!
・丹波の黒豆・飛切の新豆 1200円
お渡しは30日午後、31日午前、くにたちの食卓 いづいにて、となります。
無事おせちの準備がととのいました。
30日、31日お渡しのみなさま、心よりお待ちしております。
発送のみなさま、29日発送、31日午前着の予定です。
毎年のことですが、例年以上に運送屋さんに念を押されます。
1年で最も繁忙期、かつ今年は例年以上に荷物が多く、午前着で発送をお願いしていますが、到着が遅れる可能性があります。
(例年、予定通り、もしくは昼過ぎ到着と、みなさまからがご連絡いただいています。)
どうかおせち仕事が、無事最後まで事運びますように。
そして、みなさまの新年のテーブルのお手伝いとなりますように、願いを込めて。

おせち日記 4日目、仕込み最終日。
最後の一品は、「炒めなます」。
大根、京にんじん、赤大根などの拍子木切りは昨日の私にお任せしておいたので、今日はさっそく炒めるところから。
フライパンに何回かに分けて、まずは拍子木切りの野菜にさっと火を入れ、そこへ同じくらいの大きさにした油揚げとしいたけを加え、さっと火を通し、最後に酢、砂糖、酒を加え、味をととのえ。
仕上げにごま油を回し、ごまをふり。
酸味と甘みが整い、ごま油の風味で、とっても食べやすい「炒めなます」。
できあがったら味がなじむように、大きなバットに広げ、時々天地ながら、扇風機で一気に冷まし。
昨年のおせちノートのメモより、今年はもっとこんな感じに仕上げたい、そんなイメージを持ちつつ。

そして、最後の1品は、実家と我が家用に毎年恒例の、ナッツ松風。
すっかりの定番。
それまでのご注文おせちは、キッチンの一番大きな鍋、一番大きなボウル、一番大きな泡立て器を使って、仕込んでいたので、フライパン1枚分のナッツごまめの分量があまりにかわいらしく感じられて。
1つ1つのごまめの様子、ナッツの様子、そんなものを見ながら、感じながら作るって、ある意味、贅沢なのかも。
そして、少量を作ることと、大量を作ることの違いをしみじみ、しみじみ。
ゆっくりとごまめやナッツを乾煎りし。最後に調味料とからめるところは一気に。


ひとまずは全品の仕込みが終了!
さあ、パック詰め、後半戦。
以前は、パック詰め作業をする頃にはすっかり暗くなり、そして夜までその作業が続くことも多かったのだが。
ここ数年は、明るいうちに、心穏やかにできるありがたさ。
今年も無事ふっくらとつややかに炊けた黒豆がやわらかい光のもと、本当に本当に美しくて。
なますの色合いの美しさ。
改めて、今も変わらず、食材の、そして料理の美しさに心躍ることは私の料理の原動力となっているはず。
1年に1度の眺めに飽きることなく、はっとする瞬間。








恒例の、テーブルにずらりおせちの眺め。
この眺めで、ここまでのおせちの無事の事運びに、ひとまずは小さくほっとする瞬間。
ご遠方の早出し発送予定のおせちと合わせて、他の発送分の一気に梱包し。
さすがにこうやって毎年毎年、それはそれはたくさんのほろ苦い想い出も重ねつつ、のおせち仕事。
発送についてはここ数年かなりスマートになったはず。
発送分を詰めながら、30,31日お渡し分はすべて冷蔵庫へ。



ということで、夕方の運送屋さんの集配を待ちながら、のキッチンでのひととき。
キッチンの片づけをして、明日からのお渡し準備など。
そして発送。
一昨年までは30日朝早くからせっせと発送の準備。
だったのだが、昨年からは遠方への発送もあり、1日前倒し、29日夕方には無事発送分たちが一足先に出発してくれる、その心持ちの穏やかなこと、穏やかなこと。
と、発送を終えたら、なんだか一気に腑抜け状態に。
と、そんなタイミングにはミスがやってくるもの。
毎年ながら、本当に毎年ながら、まだまだ、なのだなあ、と。
最後まで、気を引き締めて。
どうかおせち仕事が、無事最後まで事運びますように。
そして、みなさまの新年のテーブルのお手伝いとなりますように、願いを込めて。
*おせち日記 4日目*
炒めなます、ナッツごまめ、おせちのパック詰め、袋詰め、おせち発送

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