名残の桜に想い出1つ



 今日も雨。明日の大磯試作に向けて、今日はせっせと仕込みなど。その中の一品、「春野菜とそぼろのミルフィーユ仕立て」。そぼろを上手に作るには、鍋と泡立て器、の組み合わせが1番だと思っている。鍋に鶏ひき肉、火にかける前に酒、砂糖かみりん、薄口しょうゆを加え。弱火、というよりは中火ほどで火にかける。そぼろのポイントは、水分を飛ばしすぎないこと。複数本の菜箸よりも泡立て器の方がより作業がしやすく、おすすめ。時に回し、時に押し混ぜながら、しっとりと火を通し、もう少しで火が通りきる前に火を止め、あとは余熱で仕上げるイメージ。ひき肉料理にありがちな、ぼろぼろっとフレーク状に固まり、崩そうと思った時には時すでに遅し、そんなこともなく、とってもしっとりと、ジューシーな仕上がりに。余熱が通り過ぎないように、すぐにタッパーなどに移し、仕上げに風味づけの薄口しょうゆをたらり。明日はこのそぼろとしっとり焼いた薄焼き卵、春野菜など彩りよく、テリーヌ仕立てにしてみようかと。
 午後、出かけるころには雨はすっかり上がり。道の途中で、習い事へ向かうあてはと別れ。今日は真ん中ゆふき、初めてのスイミング体験レッスンへ。いざ、更衣室から見送ると、途端に大泣き。窓越しでもその泣き声が聞こえるほど。天を仰いで大泣き中、馴染みのコーチが、そんなゆふきの髪をしっとり七三に分け。結局見事に泣き続けながら、水中、あてはもずっとずっとお世話になったコーチの背中にくっつき虫のように。残り5分のところで、プールに浮かぶたくさんのボールにようやく手が伸び、一気に涙も止まり、せっせとボールを追い。ふと想い返せば、あてはの時にもそんなだったような。プールサイド、ちょこんと座るその姿が、ふと重なって見えたり。
 それでも、目をはらしながらも、「たのしかった。」の声を聞くことができ、ほっと。あてはの帰りまでに少し時間があったので、大学通りにベンチへ。珍しく、ゆふきの方から、「おかあさん、て!」、手をつなごう、と、手を差し出してきて。一面の桜のじゅうたん、そしてはらりはらりと桜吹雪。桜の名残の時期の想い出がまた1つ。
 
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くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
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