
*ご案内*
おせちが全品無事に仕上がりました。
特に丹波の黒豆・飛切がしっとりふっくら炊き上がりました。
ロスがほとんどなく、お渡しに少し余裕ができました。
ご希望の方、追加でのご注文の方などありましたら、お声がけくださいませ!
・丹波の黒豆・飛切の新豆 1200円
・栗きんとん 1100円
・ピスタチオのテリーヌ ハーフサイズ 1200円
・薬味とチーズのテリーヌ ハーフサイズ 1200円
・ナッツ松風 900円
お渡しは30日午後、31日午前、くにたちの食卓 いづいにて、となります。

おせち日記 4日目、仕込み最終日。
最後の一品は、「炒めなます」。
大根、京にんじん、赤大根などの拍子木切りは昨日の私にお任せしておいたので、今日はさっそく炒めるところから。
フライパンに何回かに分けて、まずは拍子木切りの野菜にさっと火を入れ、そこへ同じくらいの大きさにした油揚げとしいたけを加え、さっと火を通し、最後に酢、砂糖、酒を加え、味をととのえ。
仕上げにごま油を回し。
酸味と甘みが整い、ごま油の風味で、とっても食べやすい「炒めなます」。
できあがったら味がなじむように、大きなバットに広げ、時々天地ながら、扇風機で一気に冷まし。
昨年のおせちノートのメモより、今年はもっとこんな感じに仕上げたい、そんなイメージを持ちつつ。

そして、こちらは年末年始の両実家用に、ナッツ松風。
すっかりの定番。
それまでのご注文おせちは、キッチンの一番大きな鍋、一番大きなボウル、一番大きな泡立て器を使って、仕込んでいたので、2家族分のナッツごまめの分量があまりにかわいらしく感じられて。
1つ1つのごまめの様子、ナッツの様子、そんなものを見ながら、感じながら作るって、ある意味、贅沢なのかも。
そして、少量を作ることと、大量を作ることの違いをしみじみ、しみじみ。
ゆっくりとごまめやナッツを乾煎りし。最後に調味料とからめるところは一気に。

ひとまずは全品の仕込みが予定時間より早めに終了。
パック詰め、後半戦。
以前は、パック詰め作業をする頃にはすっかり暗くなり、そして夜までその作業が続くことも多かったのだだが。
ここ数年は、明るいうちに、心穏やかにできるありがたさ。
今年も無事ふっくらとつややかに炊けた黒豆がやわらかい光のもと、本当に本当に美しくて。
なますの色合いの美しさ。
改めて、今も変わらず、食材の、そして料理の美しさに心躍ることは私の料理の原動力となっているはず。






そして、早出し発送予定のおせちと合わせて、他の発送分の一気に梱包し。
さすがにこうやって毎年毎年、それはそれはたくさんのほろ苦い想い出も重ねつつ、のおせち仕事。
特に発送については、だいぶスマートになった、はず。
ということで、夕方の運送屋さんの集配を待ちながら、のキッチンでのひととき。
キッチンの片づけをして、お正月飾りに松葉を添えて。

無事おせちの準備がととのいました。
30日、31日お渡しのみなさま、心よりお待ちしております。
発送のみなさま、29日発送、31日午前着の予定です。
毎年のことですが、運送屋さんに念を押されます。
1年で最も繁忙期、午前着で発送をお願いしていますが、到着が遅れる可能性があります。
(例年、予定通り、もしくは昼過ぎ到着と、みなさまからがご連絡いただいています。)
どうかおせち仕事が、無事最後まで事運びますように。
そして、みなさまの新年のテーブルのお手伝いとなりますように、願いを込めて。
*おせち日記*
炒めなます、ナッツごまめ、おせちのパック詰め、袋詰め、おせち発送

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