
キンモクセイの香りと心地よい空気。
散歩していたら、うわあ、銀杏の香り。
気づけばそんな季節。
今まではその香りにどうしても敬遠してきたが、ちょっと拾ってみようかと。
踏まないようで、踏まないように。
拾ってみて初めて、銀杏に双子が多いことを知り。




帰宅後、さっそく袋ごと皮をもみ外し、最後の水洗いの頃には、すっかり鼻の感覚も麻痺していたような。
水洗い後にようやく、いつもの銀杏の眺め。
そして天日干しし。
本当のもう1日ほど干すところ、なのだが、待ちきれず、さっそく夜のお供に。
あの、鼻がとれそうなほどの苦労の末の、おいしさ。


秋が急に深まる頃。
来週末に控えた、「詰めて楽しむ、重箱レッスン」に向けての準備を少しずつ進めつつ。
食後スイーツの試作など。
コクを出すのに、ちょっとおもしろい食材を使ってみたり。


秋が深まってくると、オーブンからの香りが恋しくなるもの。
今年1本目のシュトーレンを焼き。
フィリングには、くるみとひまわりの種、それからラムレーズンとドライベリー。
それから今回はカルダモンを多めに加えて。


シナモンとナツメグと、それからバターなど。
「この香り、この香り!」、シナモンにナツメグ、バターなど、オーブンからのうっとりする香り。
一番大好きな、オーブンからの香り。
そして、この香りには毎年恒例のシュトーレンレッスンのたくさんの想い出がふわあと蘇るような。
焼き上がったら、バターをに塗り込んで、粉糖をかけて。

切り口の愛らしさ。
そして改めて、なんておいしいお菓子なのだろう、と我がレシピに自画自賛。
「詰めて楽しむ、重箱レッスン」ではシュトーレンも少し販売できれば、と思っています。
それからそれから。
毎年楽しみにしてくださっている方も多い、シュトーレンレッスン、今年は12月12.13.14日開催予定です。
ご案内は11月上旬を予定しています。
しばしお待ちくださいませ。
冬の気配を感じつつも、まだまだ秋を満喫したいところ。

スポンサーサイト