
2019年おせち日記 5日目。
おせち仕事も終盤。
まずは恒例の、テーブルにずらりおせちの絵。
この眺めで、ここまでのおせちの無事の事運びに、ひとまずは小さくほっと。
そしてせっせと発送の準備。
数年前までは、この発送準備にかなり手間取っていた記憶。
年数を重ね、今回は発送用の段ボールを4パターンにととのえ。
今までよりもよりコンパクトにまとめられるようになり、成長、成長!

運送屋さんを待ちながら、今度は1品1品を撮影。
窓際の優しい光を浴びながら、おせち1品1品がきらきらと。
なによりも、今年も丹波の黒豆・飛切がイメージ通りに炊き上がったうれしさといったら。
毎年密かに、黒豆の炊き上がりに翌年の願掛けをしているのだが。
きっと2019年は良い年になるはず!
そして今年は、炒めなますが今までよりもきりっとした仕上がりのままお届けできそうで、うれしい限り。





もう少しご紹介したところなのだが、あとは来年の私に、ホームページ内「キッチンの風景」でのご紹介として、託すことに。
ここでおせちに添える葉もののご紹介。
南天に、裏白、松葉に万両など。
おせちが華やかになるのはもちろん、防腐効果も。
そしてそれぞれに言われがあり、先人たちの想いをつなぐべく。

キッチン大掃除を大急ぎで済ませ、午後からはお渡し。
お渡し前の腹ごしらえに、おしるこ。
義弟くんの実家で作る新年用のお餅が届いたので、一足先にご賞味させていただくことに。

そしてお渡し1日目。
今日からの年賀状書きなどをしながら、みなさんがいらっしゃるのをお待ちしつつ。
同じ場所での昨日までの慌ただしさが嘘のような、静のひととき。
なんともありがたい時間。
ふと昨年までのおせち時間の記憶が蘇ってきたり。
今振り返れば、あの頃の精いっぱいの我が身が愛おしくもあり。
毎年毎年のおせち仕事は、思いがけず過去の自分と向き合う、そんなひととき。
さて、来年の我が身へ託すおせちノートに書き込みをして。
お渡し時の教室キッチン冷蔵庫。
すぐにお渡しできるように、おせちがずらりスタンバイ。


いらしてくださる方々と、おせちをお渡ししながら、束の間の年の瀬の会話など。
急遽ご案内させていただいた黒豆も、たくさんご連絡をいただき、ほぼ嫁入り先が決まり、ありがたい限り。
本当はせっかくなのでゆっくりお茶でも、なのだが、束の間ながらもこうやって直接みなさんとお会いでき、年の瀬のひとときを過ごすことができること。
「レシピの通りに作って、黒豆がおいしくできました!」、「パテ・ド・カンパーニュをこれから作ります!」、「今年はこれとこれとこれに挑戦します!」などなど生徒さん方からの声。
それから、「昆布巻きの鶏ひき肉は・・・・?」、そんなお問い合わせなどなど。
ご注文いただいたおせちを召し上がっていただくのはもちろん、新年の食卓に私のレシピがお役に立つことができるのは、まさに冥利に尽きるもの。
どうか、みなさまの新年の食卓の、おいしいお手伝いとなりますように。
ご質問などあれば、大急ぎでお問い合わせくださいませ!
無事発送と本日のお渡しを済ませ。
ふ~、一気に心緩み。
いやいや、まだ明日のお渡しと、発送分の無事の到着までは、ほどよく心を引き締めて。
31日お渡しのみなさま、心よりお待ちしております。

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