
おせち日記 2日目。
朝からオーブンフル稼働な1日。
まずは「ピスタチオのテリーヌ」。
豚ひき肉と鶏ひき肉ベースの生地に、色鮮やかなピスタチオがふんだんに。
我がテリーヌの原点ともいうべく。
こちらも以前は手がすっかりの筋肉痛になるまで、せっせと大きなボウルで手混ぜしていたのだが、ここ数年はすっかりのフードプロセッサー頼み。
効率のよさはもちろん、うまく回せば、生地にいい具合に空気が抱き込まれ、水分が中に閉じ込められやすくなり、しっとり感が増す印象。
ただかけすぎは要注意。
ひき肉がペースト状になりすぎてしまうので、かなり手加減しながら。



ピスタチオのテリーヌしても、薬味とチーズのテリーヌ、そしてナッツ松風にしても、それから栗きんとんにしても、
わがおせち仕込みには大活躍、なくてはならない存在の、フードプロセッサー。
フードプロセッサー様、様。
テリーヌの本数も年々増え、第1陣が焼き上ると、オーブンから取り出して、すぐに第2陣、そして続いて第3陣。
常にオーブンが稼働な1日。


![DSC_3591[1]](https://blog-imgs-114.fc2.com/s/h/o/shokutakuizui/20181228041745f27.jpg)
ピスタチオのテリーヌを焼きながら、定番の、「彩りなます」。
なますといえば、の大根、京にんじんに加えて、赤大根、きゅうり、そしてりんごなど。
ひたすたの千切り、千切り、千切り。
研ぎたての包丁でせっせと、せっせと。
ボウルに放たれた彩り鮮やかな千切りに野菜たち。
赤大根は他の野菜に色移りするので、別で甘酢漬けに。
仕上げにはいくらと柚子をあしらい、さらに鮮やかに。
買い出しの時の買い物かごの中でも、野菜たちの彩りの鮮やかさには、毎年ながらはっとするもの。



ピスタチオのテリーヌ最終陣が焼き上がると同時に最後の買い出しへ。
帰りに松や金柑なども調達して。
そして午後からは、「薬味とチーズのテリーヌ」。
もう1つの、「ピスタチオのテリーヌ」と合わせて、我がおせちの定番の一品。
「ピスタチオのテリーヌ」はひき肉ベースの生地に対して、「薬味とチーズのテリーヌ」は鶏ひき肉と鶏もも肉を約半々の割合に。
以前は大量の鶏もも肉を包丁でせっせと小さくカットしていたのが、数年前からはお肉屋さんにカットまでお願いでき、あとはもうひと処理を済ませる流れとなり、だいぶだいぶ仕事がスムーズに。
もも肉が入るので鶏肉らしいおいしさと食感を楽しみつつ、鶏ひき肉が全体をまとめてくれるので、口当たりもよく。
そしてアクセントにはチーズと薬味たち。
しょうがに三つ葉、万能ねぎ、そして少々加えることで全体がうまくまとまるさりげない影役者、イタリアンパセリ。
頬張ったときにふわあと薬味が香り。

薬味とチーズのテリーヌを焼きながら。
クリスマススワッグをほどいて、しめ縄でお正月飾り作りなど。
キャンドルアレンジの姫りんごを取り外し、金柑や松、万両などを飾って、門松仕立てに。
一気に年の瀬の眺め。
*おせち日記*
彩りなます、ピスタチオのテリーヌ、薬味とチーズのテリーヌ、黒豆の火入れ、明日の松風の生地の準備、伝票書き


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