
一気にクリスマスの片づけをし。
おせち日記1日目。
年内の仕事納め、おせち仕込みが今日から本格スタート。


まずは丹波の黒豆・飛切の新豆に火を入れ。
毎年毎年、1年後の自分に託すべく「おせち仕込みメモ」。
仕込みの際の分量や流れはもちろん、反省点や来年もこうしよう、そんな走り書きあれこれ。
1年後にはすっかり忘れてしまう自分へのメッセージとして。
毎年毎年少しずつご注文の量が増え、黒豆を煮る鍋も徐々に大きくなり。
昨年からは2つの大きな寸胴鍋で炊くことに。
キッチンコンロ、2口分に鎮座する寸胴なべたち。
どうかふっくらとしっとりと炊けますように、願いを込めて。

黒豆を煮ながら、今度は栗きんとん。
こちらは、我が家の一番大きな行平鍋にさつまいもがどっさり。
そして、少しつぶしたくちなしを入れたそばから、ふわあと鮮やかなくちなし色が広がり。
そして、くちなしの優しい香り。
おせち仕込みで大好きな瞬間。
今は、きんとんにしても、それからテリーヌ生地にしても、フードプロセッサーを使って、かなり効率よく作業を進めているが。
まだ長男が赤ちゃんだった頃、10年位前には、きんとんを濾し器で裏ごしていた記憶。
長男をおんぶしながらだったので、思わず汗をかきながら。
そんな想い出もよみがえりつつ、のおせち仕込み。
量が増えると、「混ぜる」作業1つの仕方が変わってきて。
昨年の「おせち仕込みメモ」もきんとんのコメントについて、今年はこうしてみよう、などなど。
1年前の自分と対話するようなひととき。


毎年どうしても、おせち仕込み後半は追われる感が付きまとい。
今回のおせちは、全体の量もだいぶ増えたこともあり、だからこそ、仕込みにもそして心にも余裕をもって事が進められますように、そんなも目標を掲げつつ。
ということで、例年よりもところどころ、少々の前倒しを目指しつつ。
できることは早めに、と、食材カットやお品書きの準備なども早めに。
おかげでまだまだ心持ち穏やかなおせち仕込み1日目。


今日の仕込みが一段落したところで、おやつにおしるこなど。
ほっとする気持ちがおせちお渡し最終まで続きますように。
明日のテリーヌ仕込みの準備もしつつ、の1日目の仕込み終了。


*おせち日記*
黒豆の火入れ、栗きんとん、ピスタチオテリーヌ、チーズテリーヌの材料準備、お品書きなど

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