伊豆→焼津→名古屋→焼津の夏休み2日目。
いつもよりゆっくりゆっくり流れる時間のありがたさ。
高原の爽やかな空気に別れを告げ。
目指すは山中城跡公園へ。
以前近くまで向かいつつ、タイムリミットで立ち寄れなかった場所。
日本100名城の1つである山城。
石を使わない土だけの山城は全国的にも珍しく、本丸跡に向かいながら、まるでワッフルのような「障子掘」や「畝掘(うねぼり)」など。
池には蓮の花が満開で。
さあ、子どもたちが楽しみにしている焼津の実家に向かいながら、旧東海道を走りつつ、由比方面へ。
東海道16番目の由比宿。
今なお宿場町の面影を残す、小さな港町。
由比、といえばの桜えびを満喫すべく、遅めのランチは「ごはん屋さくら」。
店員さんの人懐っこい静岡ことばに、あ〜、帰ってきたんだなあ、と思う瞬間。
桜えび定食には、生桜えび、釜揚げ桜えび、桜えびかき揚げ、桜えび佃煮、桜えび入りアオサのお吸い物などまさに桜えび尽くし。
かき揚げには、お好みで桜えびのひげ塩を添えて。
桜えびとしらすの二色丼、ごはんにはほぐしたかつおの佃煮とあおさ。
ぐんと風味を増す一工夫。
それから、桜えびのクリームコロッケに、しらすとあおさのコロッケ。
そして、静岡名物、黒はんぺんのフライの衣にもあおさが。ふわりと磯の香りがなんとも。
心もお腹も満たされて、さあ、焼津へ。
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