
「初夏のおべんとうレッスン&2日間のマルシェ at tama cafe」が無事終了しました!
レッスンにご参加くださったみなさま、そしてマルシェにお越しくださったみなさま、心より感謝申し上げます。
それはそれはたくさんの笑顔を拝見することができ、そして何よりも私自身が顔がほころびっぱなし、胸いっぱいの2日間。

午前中からは店内奥のスペースにて、「初夏のおべんとうレッスン」を開催。
まずはテーブルに、曲げわっぱががずらり。
白木に漆のもの、小判型にはんごう型。
今回はご参加のみなさまには、ご自身のわっぱお持ちいただくか、ずらりと並んだ中から選んでいただき。
そんな、おべんとう箱選びからまずは楽しんでいただき。
ご持参いただく方も多く、みなさん、それぞれのすてきなわっぱを拝見させていただき。

まずは、ごあいさつと合わせて、おべんとうについて少しお話など。
新刊「続けられるおべんとう」の内容と照らし合わせながら、今回は特に、おべんとうの「詰め方」についてなど。
たとえば、おべんとう箱の向こう側から詰める、こちら側から詰める、横向きから詰める、どれも正しく、何よりも大切なのはご自身が詰めやすいこと。
仕切りを使う、使わない、これもどちらも正しく、どちらが好みか。
ということで、今回は、今の私が日々のおべんとう作りでやりやすいパターンやちょっとしたコツをお伝えしつつ、ご参加の皆さんの日々の中でのヒントとなることがあれば幸いです、そんなスタンスのもと。
まずは仕切りの工夫。
お料理とお料理を仕切るのはもちろん、おべんとう箱全体の彩りのアクセント、それからちょっとした遊び心も。
仕切り1つでおべんとう箱の表情ががらりと変わることも多々。
今回のレッスンでは、ワックスペーパーに、青じそ、ズッキーニ輪切り、そしてグレープフルーツの薄切りを仕切りとして。

それからお料理について。
作ってから時間を経ていただくシーンが多いおべんとう。
そうしてもどこか味がぼんやりすることも多々。
そしてついつい味付けがマンネリ化することも。
そんな時には、薬味やスパイスなどが心強い味方。
料理に加えたり、おべんとう箱に盛り付けてからパラりパラり。
このひと振りでどこかぼんやりな印象ががらりと変わり、同じ味付けでも印象がからりと変わり。
特に時間が経ってから、そのアクセントの効果は大きく。
ということで、スパイスあれこれもテーブルにずらり。


さて、別のテーブルには、ご用意したお料理やお菓子がずらり。
1つ1つのお料理やお菓子、ざっとメニューのご紹介をしつつ、私がデモンストレーションで1つ1つの料理やお菓子を詰めていき。
詰め方のコツ、彩りのコツ、スパイス使いなどをお伝えしながら、おべんとう箱に少しずつおかずが詰められていき。
今回は、ちょっと華やかなテーブルに仕立てるのに、おべんとう箱にはおかずのみを詰めて。
ごはんがグラス仕立て、そして食後のスイーツはかご盛りに。
![33509544_2006064942978845_944673220622024704_n[1]](https://blog-imgs-117.fc2.com/s/h/o/shokutakuizui/20180527054741424.jpg)
![33656545_2006064979645508_3967683314801704960_n[1]](https://blog-imgs-117.fc2.com/s/h/o/shokutakuizui/201805270547447a5.jpg)
ごはんは、「グラス仕立てのカップずし」。
カップに、酢飯、青のり入りの酢めし、ゆかり入りの酢飯を重ね、トッピングに生ハムといくらをあしらって。
日々のおべんとうにはなかなかここまでの手間暇はかけられないものの、ちょっとしたイベンおべんとうなどにもぴったり。
かごには、初夏を感じるお菓子を盛り合わせて。
さあ、みなさん、それぞれにおべんとう箱を持って、思い思いに詰めていただき。
詰め終わったら、拝見させていただき、ちょこっと手直しなどさせていただいたり。





ほどなくテーブルにはすてきに盛り付けられたたおべんとうやかご盛りスイーツがずらりと並び、いただきます!
お食事と合わせて、鉄瓶に入った韓国茶などtama cafeさんオリジナルドリンクをお楽しみいただきながら、おしゃべりも楽しんでいただきながらの、ゆったりとしたひととき。
そんな様子を時折うかがいながら、店内中央スペースでのマルシェの準備を様子をうかがいつつ。

初夏のおべんとうレッスン、メニューご紹介
・きゅうりとラディッシュの浅漬け
・ズッキーニと新じゃがいものサブジ
・ひじきのチャプチェ風
・新しょうがと山椒香る松風テリーヌ
・ハニーしょうゆチキン
・ほたてのマヨネーズ炒め
・デビルエッグ
・グラス仕立てのカップずし
・青汁と黒豆のケーキ
・トマトとマンゴーのゼリー
・甘納豆とホワイトチョコレートのビスケットトリュフ カルダモンの香り
ほぼすべて、新刊「続けられるおべんとう」に登場するレシピです。





最後にレシピの説明をし、レッスンは終了。
みなさんさっそくマルシェでのお買い物へ。
13時からマルシェがスタート。
まずはコーヒー試飲を楽しんでいただきながら、目移りするようにお買い物を楽しんでいただき。
久しぶりにお会いする方々や、会ってお礼を伝えたかった方々や、いつも顔を合わせている方々や、それから生徒さん方々など。
玄関先に、知っているお顔がちらりと見える瞬間のうれしさ。
改めて、こうやって足を運んできてくださることに感謝して。

レッスンでも、それからマルシェでも、みなさまといつもよりゆっくりとお話をうかがう時間を持つことができ、改めて、私の料理についての、うれしいお言葉の数々。
自分自身では気づかないこともあれこれを客観的に伝えていただくことのできる、貴重な機会。
そしてそんなお言葉が私にとって、なによりもうれしくもあり。
改めて、レッスンにご参加くださったみなさま、そして足を運んでくださったみなさま、今回のマルシェの依頼を快く引き受けてくださった出店者のみなさま、そしてお手伝いをしてくれた方々、それからなによりも、tama cafeのたまちゃんとご主人のお二人に心から感謝して。
レッスンについても、マルシェについても、生徒さんやお客様により心地よい時間を過ごしていただくことができた実感。
そして私自身も、私のアトリエではできないことができ、そして私のアトリエとはまた違った心満たされる時間を過ごさせていただき。
片付けを終えて、最後に、オーブンミトン小嶋さんからのうれしいサプライズケーキをみんなで切り分けて。
口の中に頬張った瞬間にスーッととろけるようなチーズケーキが、体に優しく染み入り。

ほどよい疲労感の中、さあ、ここで一区切り、次に向かって。
「初夏のおべんとうレッスン&2日間のマルシェ」、無事終了しました。
![IMG_8108[1]](https://blog-imgs-117.fc2.com/s/h/o/shokutakuizui/201805270535445b1.jpg)

スポンサーサイト