
昨年の夏に出版された「箱詰め名人の持ちよりベストレシピ」(家の光協会)に、新しい帯がついた見本誌が届き。
帯がつくだけでまたぐっと印象がかわり、また新鮮。
「作るのも、見せるのも楽しくなる、心くすぐる華やかレシピ」
春、行楽やピクニック、そしてホームパーティーなどなど集まりも多い時期、よろしければご覧いただければ幸いです。
1.2月「早春チャイニーズレッスン」でみなさんから大好評、その後も「シュウマイ、何度も作っています!」そんな声もあちらこちらから、そのシュウマイレシピも掲載されています。

3.4月「春の箱詰めおべんとうレッスン」もそろそろの終盤。
早春から始まり、気づけば初夏に向かう季節。
そんな季節の移ろいを、料理からも感じるところ。
重箱には小さなおかずがぎゅぎゅぎゅっと詰められて。
季節の野菜料理に、季節の煮物、玉子料理に、お肉とお魚。
美味しい小さなおかずが少しずつ、おべんとうの醍醐味。
今回みなさんから特にご好評いだたいているのが、「白身魚のスパイス揚げ」。
定番の、しょうゆ、酒、みりんの下味に、スパイスを少々。
このスパイス少々、が肝。
カレーパウダーと、それから唐辛子(チリ)をメインに、オレガノやガーリックなどのスパイスやハーブがブレンドされた「チリパウダー」。
もしくはレッスンでは、チリパウダーにさらにシナモンやパプリカなどのスパイスを加え、より風味がリッチな「カイエンヌパウダー」を使用。
辛味だけではなく、スパイスやハーブの風味がリッチなので、ぐっと料理のグレードが上がり。
イメージとしては、「洋風の七味」。
チリコンカンなどメキシカンやトマト系の煮込みにぴったりなのはもちろん、料理の仕上げにも。
たとえばサラダの上にぱらり、メインのお肉やお魚料理のお皿のわきにのせ、切り分けたものにパウダーをつけながらお口へ、など。
今回のレッスンでは、かご盛り手まりおにぎりの、肉巻きおにぎりにも仕上げにカイエンヌパウダーをぱらり、が絶妙なアクセントに。
「白身魚のスパイス揚げ」、揚げているそばから、なんとも食欲をかきたてる香りが思いっきり広がり。
そして、時間が経っても、むしろ時間が経ってからこそ、その香りの存在が際立ち。



揚げものをするときに、登場するのが中華なべ。
半球型になっているので、油の量が多くなくても効率よく揚げものができる、優れもの。
レッスンでは揚げる数も多いので、30センチの中華鍋を使用。
我が家では、おべんとう1人分か、2人分の揚げもののときには、もっともっと小さな、20センチの中華なべが登場。
驚くほどに小さいので、少量の揚げ物にぴったり。


「春の箱詰めおべんとうレッスン」も今週まで。
改めて、おべんとう、そして箱詰めの魅力をしみじみ。
2か月に1度の、子連れレッスンも、春から新しいお顔ぶれも仲間入りして。
みんなで料理をしつつ、子どもたちの様子をみつつ。
子連れレッスンがスタートしたのは、思い返せば10年以上前。
我が家の長男がまだ0歳のときに、ご近所さんからのご要望にお応えし、私自身も長男をおんぶしながらのスタート。
あの頃は毎回毎回試行錯誤しながら、だった記憶。
そしてあの頃があったからこそ、の今。
レッスン後、子どもたちが遊んだブロックを眺めながら、ふと。

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