
台風の動向を気にしつつ、のんびり過ごした連休。
涼しくなったかと思えば、台風一過は真夏のような暑さに。
窓の外の雨を眺めつつ、子どもたちとクッキー作りなど。
娘が最近大好きな、お菓子作り絵本に登場する、リース型のクッキーなど。
大きめの花形で抜いて、中央を丸型で抜き、周りにナッツやベリー、アラザンなどをつけて。
仕上げに溶き卵をぬって、オーブンへ。
普段は仕上げに溶き卵をぬらないことが多いのだが、久しぶりに。
ふと、子どもの頃、自分がクッキーを作った記憶がよみがえり。
あの頃は、いつも必ず仕上げに溶き卵。
たぶん、本にそう書いてあったのと、母からもそう教わったのと。
焼き上がり、クッキーの、素朴で優しい表情。


直売最終日に。
谷保方面へぶらり。
国立市谷保のなし園、さとう園さんへ。
なし園には、まだこれから収穫を迎える品種もありつつも、ほぼ今年の収穫は終了し。
和梨と洋梨の間のような、優しい色合いの梨たち。
二十世紀と、かおり、という品種を調達。
谷保周辺、以前には多くの梨園があったのだが、だいぶ少なくなってきて、今は数軒数えるのみ。
貴重な、国立産の梨。


周辺の田んぼにはすっかり黄金色の稲穂が、昨日の台風でだいぶ頭を下げ。
田んぼの脇のあぜ道には、すすきの穂が風になびき、そしてあちらこちらに咲く彼岸花はそろそろ先終わりの時期。
田んぼのそばの水路にはザリガニや小さな魚が泳ぎ。
ということで、近くのコンビニで一式調達し、ザリガニ採りが始まり。
こっちにもあっちにもたくさんのザリガニが。
そして採れる、採れる。


ふと眺めれば、とんぼやそれからカゲロウが舞い、田んぼにはたくさんのかかしが立ち並び、懐かしい秋の田園風景。
帰りに谷保天満宮で、小さな小さなどんぐりを見つけ、秋を感じるひととき。


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