
3,4月最後の教室は子連れクラス。何年も前から通ってくれている生徒さんの待望のベビーちゃんとの初対面もあり。
子連れクラスについては、思い返せば早7年、長男あてはが赤ちゃんの頃から幼稚園入園までの約2年ちょっと、あれこれ試行錯誤しながら開催してきた。そのころの経験を生かしつつ、大人にとっても、それから子どもたちにとっても、よりよい形で開催していきたいなあ、と。なので、今日も含め、よりよいパターンを模索しつつ、みなさんにもご参加いただくことに。
今日は、みなさんの到着までにいつもの準備+仕込みを少し進めておくことに。「春野菜のスープカレー」を仕込み、「イングリッシュマフィン生地」を仕込み。タイムスケージュールも大幅に前倒しにして、子どもたちのランチタイミングに合わせるべく。
さて、今日もみんなで「エッグベネディクト」作り。「カフェで流行り出した頃から、子育て奮闘なので、実は食べたことがないんです!」、「今は2人を連れての外食はやっぱり難しくて~。」 そのお気持ち、わかりすぎるほどにわかるので。そういう私自身もついこの間まではまったく同じ立場。だからこそ。そんな子育て奮闘中の生徒さんたちに私だからこそできることがあるはず。キッチン作業全体については、基本的には私がメインで動くスタイル。お子様たちの様子を見つつ、手が空いている方にはせっせと、容赦なく作業をお願いしつつ。そして、ほどなく、予定していた時間よりは15分ほど遅れたものの、テーブルには一通りの料理が並び。
さっそくのエッグベネディクト、「うわあ、おいしい~!」、そんな声がこぼれ。子育てという新生活が始まり、なんだかいつもばたばた、ばたばた、ゆっくりとマイペースに食事をすること、マイペースになにかをすること、そんな、今まではごくごく当たり前だったことが突然、一気に出来づらくなり。かわいい我が子との日々にうれしさ、いとおしさを感じ、幸せを感じることはもちろん多々。それでもやっぱり、行き詰まることも。そんな時の、ちょっとしたリフレッシュのひとときとなれば。子連れクラスについては、レシピの内容はもちろんなのだが、それ以上にリフレッシュにきていただきたい、そんな想い。
靴を履いて、外階段を下って、戻って、また上がって、それからまた下って。うれしそうに手を振って帰っていく姿をお見送りして。次回の子連れクラスは6月。大磯試作ではいつもやっているのだが、通常教室では、今日初めて、仕込みをある程度進めておいてからのスタート。こういうパターンも時にいいのかもしれないし、こういうスタイルのニーズもありそうな気配。
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