
すっかり初夏を通り越し、夏を思わせるような日差しの週末。
リフレッシュに、生田緑地へ。
まずは以前から訪れてみたかった「日本民家園」へ。
神奈川、関東、信越、そして東北、東日本の代表的な民家をはじめ、水車小屋、船頭小屋、高倉、農村歌舞伎台など20数件の建物を見学することができ。園内のあちらこちらには、道祖神や庚申塚、馬頭観音、道標の石造物などが置かれ、起伏ある園道を登ったり、下ったりしながら、まるで昔話の世界に迷い込んだような感覚に。

見応えのある信越の村には、合掌造りの民家が立ち並び。
近くのベンチに腰掛ければ、日差しはじりじりとしつつも、合掌造りを背に桜吹雪がはらりはらり、なんとも幻想的な眺め。
民家の庭先には、立派なこいのぼりが掲げられ、屋内には立派な五月人形が飾られ。
気づけばそんな季節。



最後に、農村歌舞伎台の観客席には満開の八重桜の木々。
しっとりと桜を眺め。
「日本民家園」を出て、生田緑地内を散策。
すっかりの新緑がなんとも眩しく、そして鳥のさえずりがあまりにも美しく。
桝形山広場へ。
戦国時代に「桝形城」という山城のあった跡地で、山頂には展望台があり、まだまだのお花見姿も。
その少し先、飯室山広場の高台からは澄んだ空の向こうにスカイツリーも見えて。
緑地をさらに進むと、山の斜面にあちらこちらに横穴墓群があり。
新緑ですっかりのリフレッシュ。
もう少し散策したいエリアもあり、またの来訪予定。



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