
4月レッスンがスタート。
まずは週末レッスンから。
箱詰め春和食。
重箱には、前菜の、春野菜の酢味噌に、春野菜のきんぴら、そして創作裏巻きずし2種、それからチキンロールなどの盛り合わせ。
重箱がずらりと並び、1つ1つの料理が詰め合わていき、そして最後に飾りの葉やハーブ、レモンなどが添えられて箱の中の絵がふっと整う瞬間。



週末レッスンを終え、子どもたちの習い事が終わる夕方から、ふらり焼津まで。
次男の入学式に駆けつけてくれた焼津の母をみんなで焼津まで送ろう!、そんな思いつきのもと。
この時期は、あちらにもこちらにもの桜の眺めを車窓なら眺めながらの移動付き、それはそれは贅沢なもの。
春休み中はスケジュールが合わず、帰省できずにいたので、束の間ながら、私自身が春の焼津に一瞬でも身を置きたかったのかも、と思いつつ。
今年はいつも以上に桜の開花がゆっくりで、静岡はまだまだ5分咲きほど。
国立で満開から散り始めの桜を楽しんだ後に、まだまだ咲き始めの桜をもう1度眺められるなんて、うれしい春とはり。
花より駆けっこ。
近所に住む妹ファミリーもやってきて、子どもたちはみんなで駆け回り、じゃれ合い、それはそれは大騒ぎ。
いつもながら、こちらに帰ってくるとなんともゆったりとした時間が流れ。
母を見送る、という名目のもと、こうやってふらりと帰ることのできる場所があることのありがたさ。


帰り道、御殿場方面へ。
以前から立ち寄りたかった「とらや工房」へ。
茅葺の山門をくぐると、一面に竹林の広がる散策路が続き。
ふと道の途中には、あずまやがあり、そして道祖神があり。
販売所に隣接する厨房では、ガラス越しに職人さんたちがどら焼きを焼いているところなどを見学することができ。
なめらかな生地を、できあがりサイズよりほんの一回り小さく流し、ほどなく生地が膨らみ始め、ぴったりとそのサイズとなり、そして裏返せば、一面に完璧なる焼き色。
粒あんと白あんのどら焼きに、赤米大福など。
それから桜餅など季節のお菓子。




散策しながら、「東山旧式岸邸」へ。
首相を務めた岸信之が晩年17年を過ごした邸宅で、近代数寄屋橋建築の祖とされる吉田五十八氏によるもの。
居間からは庭先、咲き始めの桜の花の眺め、そしてすっかりと背を伸ばしたふきのとうがあちらにもこちらにも。
すぐ隣には、こちらも窓からの庭の眺めを満喫できる食堂。
御殿場は雨上がりで、霧が一面に。
雨のしずくをまとった桜の花もそれはそれは優美で。
ふらりやいづの春休みと御殿場ドライブ。



スポンサーサイト