
いつの間にかすっかりの秋の空気。
今週は9月ジュニア&キッズレッスンが続き。
9月は15日の中秋の名月にちなんで、「お月見みたらしだんご」。
まずはおだんごの生地作り。
目の前のボウルに入った粉のにおいをかぎながら、お米のにおいがする~!、などなど。
上新粉と白玉粉を合わせ、水を加え、みんなで順番に混ぜて。
ちなみに上新粉とは、うるち米を洗い、乾燥させて粉にしたもので、白玉粉はもち米に水を加え、挽いたものを乾燥させたもの。

混ぜた生地を電子レンジにかけて、加熱していき。
最初は真っ白でペースト状だった生地が餅っぽ色味に変わり、弾力も出てくる。
最後にさらしの上に広げ、転がしながら練れば、生地のできあがり。
生地を作る間に、今度はみんなの大好きな「みたらしあん」作り。
小学生は計量からお願いし。
しょうゆ、砂糖、水、片栗粉の入った鍋を火にかけ、順番に混ぜているといつにまにかとろみがついてきて、そしてなんともいえない香ばしい、甘い香り。

できあがった餅生地をみんなに配ると、それはそれは楽しそうに、餅を丸める姿。
大きなお月見だんごあり、小さな小さなお月見だんごあり。
生地の一部にかぼちゃパウダーを加えて、丸めれば、こちらもお月見だんごの定番、お月様色のおだんごができて。
できあがったお月見だんごをそれぞれに器の上に重ねて。
今回は竹かごにお月見だんこの器をのせて、最後の最後にみたらしあんをかけて、いただきます!
私もつまみ食いをするのだが、できたてのおだんごのおいしいこと、おいしいこと。
すすきの穂を眺めながら、お月見だんごを頬張るひととき。
お家で作る、和菓子ならではの、なんとも優しい、穏やかな空気が流れるような。
さあ、9月15日にはお月様が見られますように。


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