
房総の初夏3日目。
今朝も6時台から散歩をして、のんびりと朝を過ごし。これだけでその日1日の充実を感じるような。
お名残り惜しくもチェックアウトを済ませ。
子どもたち3人のスケジュールリクエストは、声を揃えて、「海~!」、
ということで、きらきらする海を眺めながら、南房フラワーラインを走り、館山方面へ。
館山城のある城山公園へ。
城を目指しながら、あじさいの花があちらこちらに咲き始め。
気づけばもうすぐそんな季節。
そして、石階段を登りつめた向こうには、館山城と、その向こうに真っ青な海。
城や城下町が好きで、家族でよく足を運ぶのだが、城と海の眺めは、あまり見たことがなかったかも。
里見氏の本拠地だった城、ということで、八犬伝博物館として、南総里見八犬伝にまつわる展示など。
そのあとは、赤山地下壕へ。
東京湾の入口にある館山は、国の中心である東京(江戸)を守るための重要な場所であり、そのため館山には、砲台跡や海軍航空隊跡などの戦争遺跡が、今でも数多く残っている場所。
この赤山地下壕は、合計した長さが約1.6kmと、全国的にみても大きな壕で、館山市を代表する戦争遺跡のひとつ。
懐中電灯で先を照らしながら、壕の中を進んでいき。



遅めのランチは、「館山中村屋」へ。
新宿中村屋からの唯一ののれん分け。
当時、避暑地だった館山に開業され、現在は4代目。
店内1階には、パンやお菓子がずらり。
2階の喫茶スペースが、なんとも風情があって。
ショーケースのサンプルといい、その奥の広い厨房の雰囲気といい。
一気にタイムトリップするような。
パンあれこれと、チキンバスケットやビーフシチューなどをオーダーし。
おみやげには、これまたなんともレトロ感がたまらず、ロシアンケーキをあれこれ。


そして、館山の海へ。
昨日の御宿とはまた違って、こちらは砂浜もあり、そして岩場もあり。
やどかりやかに探しに、ついついこちらまで夢中になることしばし。
心地よい風が吹き、あまりの居心地よさに、ついつい時間が経つのも忘れてしまうような。
気づけばすっかりの夕方に。
さあ、一路国立へ。
リフレッシュチャージ 満タン。
房総の初夏。


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