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3月4日 桃の節句と、ナッツそぼろちらしずし

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昨日は、桃の節句。
節句には、我が家も定番のちらしずし。
ちらしずしにはまぐりのお椀、そしてデザートには、きなこを加えた生地をベースに、いちごやドライフルーツをトッピングして。
保育園で下2人が作ってきた雛人形も飾って。
大騒ぎながらも、こうやって季節の行事を家族で過ごすことができるのもきっと今のうちなのだろう、と想いながら。

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「ちらしずし」つながりで。
今日の平日レッスンでは、みなさんと作る「ナッツそぼろちらしずし」。
以前、イベントに出店した時にランチボックスでご用意したのだが、何度となくリクエストをいただいていたので、満を持して、の登場。

ちらしずし、といえば、海鮮メインが通常、なのだが、今回は一切使わずに、鶏ひき肉で作る鶏そぼろとそれからナッツをアクセントにして。口に頬張ると、しっとりと優しい鶏そぼろと香ばしいナッツのコクがなんとも癖になる、軽やかなちらしずし。

「そぼろ」、想いとは反して、大きなフレーク状になってしまったり、あとは特に鶏ひき肉だとパサパサとしてしまう、そんな悩みをお持ちの方も多いのでは。
ほろほろ、しっとりとしたそぼろを作るのに、登場するのが、泡立て器!
菜箸を何本も、というやり方もあり、なのだが、泡立て器のほうがより効率よく、力を加えられるのでおすすめ。
火を入れ始めてからは、押し混ぜる、そんなイメージで泡立て器を使いながら調理すると、ほろほろとした仕上がりに。
それから大切なのが、「火を通し過ぎないこと」。
特に、全体に火が回り始めてからは、ホロホロになったひき肉は1つ1つが細かいので、さらに火の通りがよくなる。
イメージとしては、ひき肉の水分を中に残しながら、というところ。
ほどよい、やや手前で火を止めて、最後は余熱で。
そしてさらに火が通りすぎないように、バットやボウルにすぐに移し、さらにさらに、その水分が蒸発しすぎにないように、ふたやラップなどをふわり。
たかがそぼろ、されどそぼろ。
せっかくならは、同じ材料で同じものを作るのならば、ちょっとした気遣いや心持ちで、よりおいしいものにしてあげたもの、食材への想いと、食いしん坊の飽くなき欲望の元。

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今回のレッスンでは、かご詰めに。
酢めしの上に、しっとりと炊いたそぼろをのせて、きゅうり、そしてしっとりと焼いた薄焼き玉子、大葉に万能ねぎ、そしてナッツを散らし、最後に刻みのりをのせて、いただきます!
酢めしにしても、薄焼き玉子にしても、そぼろに負けないくらいに、お伝えしたことが山ほど、山ほど。
うるさくならないように、そのメッセージはこちらに託して。
気づけば、ちょうど1週間後に発売予定、「箱詰めもてなしレシピ」にも、定番のちらしずしの極意、お伝えしています。

実は今日、見本誌が届いたところ。
どきどきしながら、ページを開き。
ちらしずしのページも、おいしそう!ええい、自画自賛作戦です!

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Author:くにたちの食卓 いづい
くにたちにある小さな食のギャラリー、「くにたちの食卓 いづい」。料理教室や食のイベントなど、「食」を通して、人が集まる場所です。
ホームページをリニューアルしました。http://kunitachinoshokutaku.com/

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